恋煩い (ページ9)

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そして、下校時刻になったよ、と先生に起こされてベッドから起きようとすると、

？「A、大丈夫？」

と誰かに声を掛けられ、見てみると

「カイ、？なんで…」

玄樹「今さっき他の先生に来て貰って、熱計ったら39度もあるんだもん、さすがに来てもらったよ」

「…ありがとう、ございます」

海人「もー、心配したよ、大丈夫？」

「うん、ありがとう。」

海人「じゃ、帰ろっか」

「先生、ありがとうございました」

玄樹「ん、お大事にね」

そのまま車で家まで行き、自分の部屋に入る

海人「A、なんか食べる？」

「んー…うどん食べたい」

海人「分かった！待っててね！」

私の我儘に付き合ってくれるカイは、優しいな、と思った

制服から、部屋着に着替えて、リビングに行く。

海人「A、朝から具合悪かったの？」

「ううん、普通だった」

海人「なんかあったの？」

「別に、なにもないよ。心配掛けて…ごめん。」

海人「Aは我慢しすぎ。泣きたい時は泣いてもいいし、もっと心配掛けてもいいんだよ？」

「…ありがとう。」

海人「ふふ。もうできるから座ってて？」

「はーい」