恋煩い (ページ4)

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家に帰ってきて、廉に部屋着に着替えて来る、と伝えて自分の部屋に行った。

いつもは出掛けないから、と中学の頃から着ている服を着ていたが、今日は廉がいるから、いつもよりオシャレな服に着替えて部屋を出た。

「ご飯作るねー」

廉「おん。…俺も手伝ったほうがええ？」

「いい。料理出来ないでしょ」

廉「なっ…俺だってちょっとぐらいできるわ」

「え、できるようになったの？」

廉「おん、一人暮らししとるからな」

「…え？いつから」

廉「こないだから。親が出張になってん、でも俺引っ越したくないから残らして貰ったんよ」

「あ、そうなんだ。私の家と一緒だね。私の家も親が出張だから。」

廉「それだいぶ前よな笑帰ってこんの？」

「まだいつになるか分からないって。」

「てか、もうできるよ」

廉「え、はやっ！すげぇ」

「普通だよ笑」

廉「なぁ早くー」

「もー…先に食べてていいって」

廉「一緒に食べたいんやって」

「はいはい…いただきます」

廉「いただきます！…んまっ」

「おいしい？」

廉「おん、さすがやわ。めちゃ美味い」

「良かった。自信なかったから。」

廉「これ店で出していいレベルやわ笑」

「そんなに？笑」

廉「おん笑…また、食べに来てええ？」

「…うん、いいよ、いつでも。また作りたいものできたし。」

廉「え、何？」

「んー、内緒」

廉「気になるから次また来た時はそれ作ってな？」

「分かった笑」