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好きってこと ページ13

はぁ……



……何回目のためいきだろうか

地下に閉じ込められるのはいやだけど








シュウさんと二人っきりなんて本当に心臓がもたないよ……!!




シュウさんはなーんも気にせず部屋に着いたら寝始めるし……
こんなドキドキしてるのは私だけなんだろうな……




はぁ







フリフリ


……ん?



フリフリ






あれ尻尾がでちゃってる
しまわなきゃ





………………しまえない



シュンッ




……さっきより目線が下がってない?





体をみると、毛むくじゃら……



……って!狼になっちゃってる!!?



シ「……ん……」



(あ!!シュウさんたすけて!!狼の姿からもどれないの!)



シ「あんた……なんでそんな格好してるんだ元に戻りなよ」

(だから無理なんだって!)





help me 〜〜!





シ「……まぁいい…おいで」




え、もしかして私の言葉通じてない?

しかもおいでって


(シュウさん?私の言葉通じてますか?)

シ「…………どうした?来ないわけ?」





やっぱり人の言葉しゃべれてないんだ



私はそのままベッドにあがり
シュウさんの横でふせをした


シ「いい子だ。…………もしかして……元に戻れないとか?」

『ガヴっガヴ!!』

シ「ふっ……狼でよかった。あんたパニクって相当うるさいだろうからな」



失礼だな。
そりゃうるさかっただろうけども


するとシュウさんが私の頭を撫でだした






んふふ気持ち〜、撫でるのうま〜い
そういえばシュウさんって犬好きなんだっけ
まぁ私は狼だけど


シ「ふっ……安心しろ。満月だからあんたの血が濃くなって自分じゃまだ制御できてないだけだ」



そういうことか……







シ「……あんたはこうやって俺にだけ尻尾をふっていればいい。あんたの中の恐怖も記憶も全部俺が消してやる。全て俺の恐怖で忘れさせてやる。


……あんたは俺のものだから。」



そしてまた眠りについてしまうシュウさん



私はものじゃないっつーの






いつもなんだかんだいって助けてくれて
冷たい人なのにあたたかくて




とても愛しい人…………





ああ……これが好きってことなんだな




(シュンッ)








『大好きですシュウさん』

思い→←10000!



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アリス - 空さん» そうだね!(≧∇≦) (2015年11月30日 21時) (レス) id: 74c50fc250 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - アリスさん» そうなんだ!みてみる\(^^)/お互い頑張ろうねp(^^)q (2015年11月30日 18時) (レス) id: c6d96d82dc (このIDを非表示/違反報告)
アリス - よろしくね(≧∇≦) あっ、私をディアラバの小説を書いているよ! (2015年11月23日 9時) (レス) id: 4805b4bd95 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - アリスさん» いいですよ!では私もさっそくタメで!よろしくね!! (2015年11月20日 18時) (レス) id: c6d96d82dc (このIDを非表示/違反報告)
アリス - 空さん» 有難うございます! タメでもいいですか? 私はいいですよ(≧∇≦) (2015年11月18日 20時) (レス) id: 4805b4bd95 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2015年9月16日 21時

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