~Forever Love~ (ページ13)

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休憩2 ページ13

Y「だってタケルくんのことばっかなんだもん(笑)俺に憧れた〜とか言ってくれるかと思ったのに(笑)」

『あー！失礼しましたー！！そりゃもちろん、大前提ですけど！！！』

Y「ハハハッ(笑)ジョークジョーク(笑)ほらここ、着いたよ！」

シートベルトを外しながら楽しそうにそうに話すYOSHIKIさんに必死で訴えるとさらに楽しそうに笑いながら車のドアを開けてくれた。

『うわぁ、素敵なカフェ』

コーヒーの香りに包まれた店内には、落ち着いた雰囲気が流れていた。

Y「何にする？」

『カフェラテ！』

そう答えるとYOSHIKIさんはもう決まってるんだと笑いながら注文をしてくれた。

もちろん英語で(笑)英語でコーヒー注文できるとかかっこよすぎて。絶対出来るようになろうと必死で聞いてみたけど言葉は聞こえなかった。

それ、英語ですか？呪文にしか聞こえないレベル(笑)大人しく待っていることにした。

店内を見回してみると、楽しそうに話している人たちやパソコンを開いて作業をしている人など数名のお客さんがいた。

どこ見ても絵になるなぁ〜と思っていると、

Y「…とか好き？」

いきなり知っている言語が聞こえ、反射的に頷いてしまった。

『あ？すみません、何がですか？』

Y「頷いてたじゃん(笑)Aは甘いものとか好き？」

『はい！大好きです♪』

そう答えると、再びYOSHIKIさんはじゃあこれとこれと…と指差しながらオーダーを始めた。

窓側の席に腰を掛け、カフェラテとドーナツを頬張る。

アメリカのドーナツなんて大味だろうなぁと思っていたが、とてもおいしかった。

『うわっ！これおいしい！ありがとうございます♪』

Y「ほんと？よかった〜」

『なんか当たり前のようにご馳走になっちゃってすみません…』

Y「ハハハッ(笑)そんなこと気にしないでよ(笑)僕が連れ出したんだし(笑)」

そう言ってコーヒーを口にしたYOSHIKIさん。ｱﾁｯとマグカップから口を離した姿が意外で思わず笑ってしまった。

『お店の雰囲気も素敵だし、何よりおいしいし！』

Y「ほんとだね」

『よく来るんですか？』

Y「いや、初めて」

…え？今、何て？