~Forever Love~ (ページ11)

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レコーディングページ11

早速レコーディングがあるとかで、私はYOSHIKIさんのスタジオに向かった。

予定の時間より早くスタジオ入りし、アップを始める。

そんなわがままを許してくれるスタッフの方には感謝しかなかった。

スタッフ「YOSHIKIさんがなんでも好きなようにやらせてあげてって。いやホントに。それに、大きい声じゃ言えないけど、ここにいたらもっと遥かに困難なことばかりだしね(笑)
でも、僕等は彼が作る音楽が大好きだ。そんな彼を尊敬しているし、その手伝いを出来ていることは僕の誇りなんだよ！」

そう言ってウインクするスタッフさんが、まぁかっこよかった(笑)

そしてここの雰囲気も、YOSHIKIさんの実力と人柄あってのものだということを知り、なんて言うか…嬉しかった。

おかげで良い雰囲気の中で、リラックスしてアップに入れた。

かなり緊張していたが、歌い出してしまえばなんてことはない。

最高の気分で歌い上げ、ブースの外の方を見るとYOSHIKIさんが来ていた。

驚きと嬉しさとであっ！という表情すると、笑顔で頷いてくれた。

Y「A、今のよかったよ。ちょっと休憩しない？」

とマイクを通して話す彼に笑顔で頷き返しブースを出た。

Y「歌入れ、順調みたいだね」

『はい！もう楽しくて楽しくて♪』

歩きながら会話を交わす。

Y「ほんと？それならよかった(笑)予定より早く進んでるみたいだし、今日はここら辺にしない？一緒に行きたいところがあるんだけど」

え、でも…と言いかけると、YOSHIKIさんはスタッフさんに何か英語で話し始めた。

するとすぐに全員が各々動き出した。

英語やっときゃよかったな〜(泣)とか思いながら、その場に状況に圧倒されていると、行こう！と肩を抱かれた。

当然、私の両肩に添えられたYOSHIKIさんの手は、彼が進むに連れて一緒に進んで行く。

あぁ〜とスタッフさん達の方を振り返ると、みんな軽く会釈をしてくれる。中には手を振ってくれる人まで(笑)

会釈しながら手を振り返すも、どんどん進んでいき外に出た。

えぇ〜(笑)こんなんでいいのかな？(笑)