H×Hのあの人に逢うために兄の力でトリップした件についてpart２!!

52話　個人的にモブキャラは好きじゃないのよｗｗ ページ15

あのまま二人と別れた後、二日がたった。
あれ以来、湖には近づいていない。だってヒソカが出没しそうなんだもの。
だから川とか、そんなところで顔を洗ったりするだけ。お風呂に入りたいよ、アーメン。

「きっのこ、キノコ、どこにあるー♪キノコの勝手でしょー♪」

キルアが聞いていたら確実に爆笑しているであろう歌を歌いながら、山を散策するA。
…まぁ、こんな時期にキノコなど生えているわけがない。
Aはキノコを諦めると、魚を捕ることにしたのだが彼女は魚介類及び爬虫類が苦手なのだ。

「そりゃあ捕れるわけないじゃん。魚なんて、この世から消えてしまえぇぇぇぇええ！！」

謎の咆哮をしつつ向かったのは森の中。どうやら鳥を捕まえるつもりなのだろう。

「鳥さん此方、手のなるほうへー♪」

絶対にキルアが居たら爆笑だろう。その光景が目に浮かぶようだ。
というか、本当に手を叩いてどうするんですか。

「にしても…誰にも遭遇しないなｗｗ」

まぁ遭遇しなくていいんですがね。
するとAの目の前の草むらがガサガサと音を立てる。あれ、デジャヴだわ。

「貴様は誰だぁああああ！！」←

「お前こそ、誰だ！……なんだ、女か。」

やって来たのは名もなきモブキャラ。…チッ、なんだよキルアとかゴンじゃねえのか。

「まあいい、お前のプレートを頂くとしよう。」

「なめられたもんだな私。修行の一種だ！やるっきゃないっしょ！」

Aは銃、モブは鞭を構えると臨戦態勢に入る。…え、ちょっと。

「鞭って何なの？！ソッチ系か、あんた！」

「変なこと言ってんじゃねぇよ！」

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