テストの時間 ページ19
「それぞれの利害が交錯する期末テスト！ある者にとっての勝利は別の者にとっての敗北である！」
『え、まって何これ誰がナレーションしてんの？』
「進藤がこういうのやりたかったんだってよ」
『まじかあの進藤くんが？なんだよかわいいな！』
…あ、ごめんどうぞつづけて！
「…それぞれが自分にとっての勝利を求め…やってきた試験当日！！」
・
「どーよA、渚、ちゃんと仕上がってる？」
りおがぽんぽん筆箱を弄びながら聞いてきた
くっそなんでそんな余裕そうやねん、
「まあヤマが当たれば…」
「男ならシャンとしな！英語ならあんたも上位狙えんだから！…Aは？」
『無理不安すぎ、はああどうしよう臓器が穴という穴から出そう…』
「怖すぎるよ花宮さん…」
「表現がキモい」
だってそうなんだもん、あああ！！
「…楽しみだなぁ〜〜」
あ？え？誰？
「A組と無謀な賭けしたんだって？お前ら負けたらどんな命令されんだろ〜な〜」
話しかけてきたのは二人組の男子の…誰。
全然知らないけどくそほど腹立つな！！
するとりおがおもむろに持っていた筆箱のジッパーを開け鉛筆を二本取り出し、華麗な動きで二人組の一人の鼻の穴にずぼっと刺すとそのまま勢いよく上に引き抜いた(伝われ)
「ホゲェーッ」
うっわ、あれ絶対痛いよりおさん！！
「さて…あたしらのテスト会場ここだよね」
『何事も無かったかのように…』
「え？なんかあった？」
『無かったです！ね、渚くん！？』
「うん、何も無かったよね！」
だよね〜っと楽しそうに教室に入っていくりお
君はすごい人だよ中村さんよ…
「あれ、もう誰か来てる」
教室にいたのは
ん、
え、いや、だれ…
ぎゅっと口を固く結んでいる女の子
んんん、髪型は律っぽい？？
「律役だ」
『烏間先生！』
いつの間に！
というか律役って？
「さすがに理事長から人工知能の参加は許されなくてな、ネット授業で律が教えた替え玉を使う事でなんとか決着した」
な、なるほど…
「交渉の時の理事長に、大変だなコイツも、という哀れみの目を向けられた俺の気持ちが君達に分かるか」
『すみませんいつもありがとうございます頭が下がります…』
私達は全力で深々と頭を下げる
「…律と合わせて俺からも伝えておこう、頑張れよ」
っかーもーかっこいいなあ！！
「『はい！！』」
・
さあいよいよだ…
私達は殺し屋、おまけに今は闘技者
戦いのゴングが今日は鳴る！！
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ハリコ(プロフ) - スノーホワイトさん» そうなんですね！読んでみたいです！！ (2018年4月30日 17時) (
レス) id: aa0d5385ea (このIDを非表示/違反報告)
スノーホワイト - ハリコさん» いえいえ! 私も姉と合作ですが暗殺教室の作品を書いてます。 書き始めたばかりですが良かったら読みに来てくださいね? (2018年4月30日 16時) (レス) id: 76272ba197 (このIDを非表示/違反報告)
ハリコ(プロフ) - スノーホワイトさん» ありがとうございます...！！嬉しいです！よろしくお願いしますー！ (2018年4月30日 16時) (レス) id: aa0d5385ea (このIDを非表示/違反報告)
スノーホワイト - とっても面白かったです。 更新、頑張ってください。 応援します! (2018年4月30日 14時) (レス) id: 76272ba197 (このIDを非表示/違反報告)
ハリコ(プロフ) - チョコブラックさん» いやいや、ありがとうございます…かっこよく書けるように頑張ります！！ (2018年4月29日 10時) (レス) id: aa0d5385ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハリコ | 作成日時：2018年4月22日 20時
