ループの時間 ページ18
『serious…government…maintain……はあ……』
どうもこんにちは、Aです
現在ビクビク怯えながら登校中ですか
なぜって？浅野くんに会ったら殺されるからです
なぜって？私の直感力がそう言っているからです…
あーもーなんで私あんなこと言っちゃったかなぁ
でもだってさ、すごいむかついたんだもん
私の何より大事な大事な友達のことバカにしてさ、
ひどいよ全く！
浅野くんは本当はそんなに嫌な人じゃない、って思ってたからかな、なんか無性に腹が立った
…でも、言い過ぎたよねやっぱり
でも、、
ああああもうさっきからループだあああ
ていうか私の直感力とやらでどうにかならなかったのか！？
こういう時のための力なんじゃないの！？
あああもやもやする！！どうしよう！！
このもやもやを吹き飛ばしたくて、私は持っていた単語帳をぶんぶん振り回した(何の意味もない)
「…おっと」
ぱし、と振り回していた腕を誰かに掴まれた
『うわ、カルマくん！』
「うわ、とかひどくない？」
そう言って少し微笑むと、私から単語帳を取り上げて何とも自然な流れで手を繋がれて耳元でおはよ、と言われて…
『朝から本っ当にありがとうございます…おはようございます…大好きです…』
うわ、って言ったのは語弊があります…
嫌だったわけじゃないんです…
「うん、分かってるよ、…俺も」
ぐはあ！！
もう無理しんだ…もやもやなんて秒速で消えたよ…
起きたばっかりだからか、髪の毛がいつもよりふわふわしてて、何だか雰囲気もふわふわしてて、なんかとってもかわいい…！！
というか話したり手繋いだり久しぶり過ぎて何もかもが愛しい！！しんだ！！
「Aは偉いね〜登校中もこんな熱心にやってて」
カルマくんは単語帳をひらひらさせてそう言う
『いやーもうバカだからさ、必死だよ〜』
「？、バカじゃないでしょ」
不思議そうな顔でそう言ってくれるカルマくん
うふふ、バカじゃないって言われただけなんだけどね、今すごく嬉しいです私、うふふ
その反応がバカっぽいって？黙らっしゃい
…ん、なんか昨日もこんな不思議な顔されたな…
" 「君に優しくして何のメリットがある？」 "
うわ思い出しちゃったよ浅野くんだよ、、
「A？どーかした、大丈夫？」
『え、ううん！何でもないよ！』
心配かけたくないからね
今はもう少しだけ、幸せな気持ちでキミと手を繋いでいたいんだ
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ハリコ(プロフ) - スノーホワイトさん» そうなんですね！読んでみたいです！！ (2018年4月30日 17時) (
レス) id: aa0d5385ea (このIDを非表示/違反報告)
スノーホワイト - ハリコさん» いえいえ! 私も姉と合作ですが暗殺教室の作品を書いてます。 書き始めたばかりですが良かったら読みに来てくださいね? (2018年4月30日 16時) (レス) id: 76272ba197 (このIDを非表示/違反報告)
ハリコ(プロフ) - スノーホワイトさん» ありがとうございます...！！嬉しいです！よろしくお願いしますー！ (2018年4月30日 16時) (レス) id: aa0d5385ea (このIDを非表示/違反報告)
スノーホワイト - とっても面白かったです。 更新、頑張ってください。 応援します! (2018年4月30日 14時) (レス) id: 76272ba197 (このIDを非表示/違反報告)
ハリコ(プロフ) - チョコブラックさん» いやいや、ありがとうございます…かっこよく書けるように頑張ります！！ (2018年4月29日 10時) (レス) id: aa0d5385ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハリコ | 作成日時：2018年4月22日 20時
