【創作論破】希望でも絶望でもない私のコロシアイ林間学校Ⅱ (ページ48)

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chapter2名探偵キボウの真実は1つ　学級裁判ページ48

望月side

朝比奈｢お前がッ！お前がクロだッ！
米俵！！お前がいっくんを殺した！｣

米俵｢な、何言ってーー｣

朝比奈｢お前がクロだ…絶対にッ！！｣

米俵くんにいかにも飛び掛かりそうな朝比奈さん…
正直、気持ちはわかるけど怖いよ…
人ってこんなに怖い表情になれるんだ…！

朝比奈｢お前以外にクロなんていない！
モノクマッ！さっさと投票をーー｣

パンッ！！

全員｢｢｢｢っ！｣｣｣｣

朝比奈さんの声を遮るように響いたのは…花京院さんが手を叩いた音。

突然大きな音が聞こえてビックリした(汗

『まだ決断を出すには早いよ、朝比奈少女』

朝比奈｢決断も何もコイツがーー｣

『じゃあ、次はアリバイについて話し合おう』

朝比奈｢っ！！｣

ーノンストップ議論開始ー

コトダマ
〈黒崎のアリバイ〉
〈望月のアリバイ〉
〈斑鳩と米俵以外の男子のアリバイ〉

朝比奈なんでよ?! 斑鳩だけがアリバイがなかったじゃん!!

曽根崎ウーン…それはどうだろうネ

ｸｳｨﾗﾝ男子の状況は分かるけど、女子の状況は分からないにゃあ(苦笑

桜木もしかしてぇ…《女子にアリバイがある人なんていない》んじゃないのー?(ﾆﾔﾆﾔ

花京院!

〈黒崎のアリバイ〉

花京院それは違うね!(論破

BREAK!!

桜木｢えっ、あるの！？びっくりー｣

黒崎｢あるに決まってるじゃない｣

『……ふむ』

桜木くん…わざとらしい言い方だ(汗
花京院さんと黒崎さんは動じてないみたいだけどさ！

『犯行時刻…黒崎少女、上段少女と私は控え室にされていた〈超中学生級の柔道研究室〉にいたんだよ』

上段｢そうであります！途中でトイレに抜けた望月殿と朝比奈殿以外のアリバイはあるでありますよ！！｣

阿久津｢途中、望月と朝比奈はトイレに抜けただと！？｣

阿久津くんが顔を歪ませて私達2人を見た。

も、もしかして誤解されてる！？

阿久津｢テメェらも怪しいじゃねーか！
メスの愚民共がッ！！｣