【創作論破】希望でも絶望でもない私のコロシアイ林間学校Ⅱ (ページ38)

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chapter2名探偵キボウの真実は1つ　　非日常ページ38

花京院side

やらなくてはならない。
やらなくては…クロを見つけ出さなければ私達がオシオキされる。

私は遺体に1歩近付いた。

ー捜査開始ー

『モノクマファイルによると口内から頭蓋を突き抜けての刺殺…という事になるのかな』

傷口を見ると針のような鋭利な物で刺された事がわかる。
モノクマファイルに偽りはなさそうだね。

『〈口内から頭蓋にかけておよそ15cm貫かれている〉ね』

望月｢そ、そうみたい、だね…｣ｳｯ

『…吐きそうなら無理に見なくても良いんだけれど、大丈夫かい？』

望月｢だ、いじょうぶ…｣ｵｴｯ

『大丈夫に見えないよ』

コトダマ〈15cmの貫き傷〉GET

次に私は遺体をよく調べる為に血溜まりを見る…

『！…これは…』

望月｢あれ？ここだけ〈血溜まりが途切れてる〉？｣

『…そういえば、望月少女の持っているメモ帳は何処で手に入れたんだい？』

望月｢え、これ？これは〈各個室の机の上にあったやつ〉なんだけど…｣

『ふむ…つまり、全員が持っている物なんだね』

望月｢うん。でも、このメモ帳とその途切れた血溜まりってどういう繋がりがあるの？｣

私は望月少女のメモ帳を1枚破り、その〈血溜まりの途切れた部分とメモ帳の切れ端〉を合わせた。

望月｢わ！ぴったり！！｣

『ふむ、ここにはメモ帳の紙があったという事になるね』

望月｢でもどうして…｣

『……予想は出来るが、まぁ推理するにはまだ情報が足りないな』

コトダマ〈途切れた血溜まり〉GET
コトダマ〈各個室のメモ帳〉GET
コトダマ〈ぴったりの紙の切れ端〉GET

現場をよく調べなくてはならないな…
キッチンの方も見ておくか。

『洗面台が濡れている？』

洗面台は〈ついさっき使用されたようにびしょ濡れ〉だった。

コトダマ〈使用されたばかりの洗面台〉GET