197話 ページ17
「だからっ…だからっ…」
蛍丸の後ろ…
どこかの物語なら、明石国行か愛染国俊が
{グゥ…!!}
「そんな審神者なんて死んじゃえっ!!!」
涙を流し叫んだ蛍丸の後ろから
その姿を私は見付けてしまった。
『っ!!』
「っ!?」
同時…
蛍丸は自分に向かって走ってくる私に驚き、
私は敵槍の刃…蛍丸の頭部に
ガシャンっ!!
バギッ…バチバチっ!!
『ぐっぅ…重いっ…!!』
「え、なに…っ!?」
振り返る蛍丸の目の前には槍の刃。
それは、私の
機関銃は音を立てて、地に伏せる。
「あ、あんた…なに…して…っ!?」
私は敵が蛍丸
「うぐっ!? な、何すんだよ…!」
『っ、も、重すぎるっ…!!』
{ガぁッ!!!}
ドサッ!!
敵槍の押しが重すぎて、私はそのまま押し倒される。すると、槍の背後から敵短刀が現れる…
『早くっ…逃げろっ!!』
「!?」
『今ならお前だけでも逃げられるっ!!』
そう叫べば、彼の瞳は迷いに揺れる。
『何を迷っている!?
審神者が
殺したくなるほど…死んで欲しいほど
だったらっーーあぐぅっ!?』
「さ、審神者っ!!」
腹に走る痛み…燃えるような熱…
チラリと見やれば、そこには敵短刀が私の腹部を
流れる血…それでも、私は叫び続ける。
『っい、いから…っ!
逃げろォォォっ!!!』
「っ〜〜!!!!」
声にならない悲鳴と共に…
蛍丸は
『そう…それで、いい…』
蛍丸の去っていく背中を見て…
私は、そう
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まんたんたん(プロフ) - 瑠璃さん» ありがとうございます! これからの更新はまばらになってしまうかと思いますが…それでも読んで頂けると幸いです。そして、私の体調の心配までっ...本当に感謝しますっ!! (2018年8月2日 7時) (レス) id: 23b58f0eac (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃 - お帰りなさい!!そしてお疲れたまです!また続きが再開して嬉しいです。最近暑い上変な天気なので熱中症など(そうゆう私は、軽い熱中症になりかけました...)体調に気をつけて更新頑張って下さい。 (2018年8月1日 7時) (レス) id: cd04157892 (このIDを非表示/違反報告)
まんたんたん(プロフ) - ミリアさん» コメント返しが大変遅れてすみません...っ! リク、ありがとうございます! より細かく書いて頂けたので、包帯くんの話で1章作れそうです! 本当にありがとうございます! (2018年7月26日 21時) (レス) id: 23b58f0eac (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 包帯くんの祖父母、ホワイト本丸の蕃神者と山姥切が恋愛の末夫婦になるもブラック政府の何かが気に触って本丸解体に山姥切は、刀解に蕃神者は、現世に戻された。ブラック蕃神者と一緒に包帯くんの母父も罰を与えて包帯くんの希望で親子の縁を切ったただ祖父母は大好きに (2018年7月20日 16時) (レス) id: 673ec4ec31 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 父親、政府役人で包帯くんの母親とは、政略結婚でお金と権力が全てで息子の事は道具にしか思ってない。自分が世話になっているブラック蕃神者に本丸を浄化した上で自分に戻すように言われ包帯くんをそこに送りこんだ本人そして監視と指示を出すため包帯くん担当でもある (2018年7月20日 16時) (レス) id: 673ec4ec31 (このIDを非表示/違反報告)
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