限りなく地獄に近い天国 ページ47
『…………あぁ、そっか。竜馬の部屋で寝たんだった』
部屋の色が違うので、一瞬自分がどうしてここにいるのか分からなくなってしまった…が、まぁ良い。
『準備して食堂に行かなきゃ…』
すでに竜馬はいなかった。
先に食堂へ向かったのだろう。
1度自分の部屋へ戻り、食堂へ歩みを進めた。
赤松｢あ、おはよう！ Aさん！｣
最原｢おはよう…！｣
『！……ふむ、おはよう。楓と最原少年』
食堂に着いたのは、私が最後だった。
…いや、それよりも気になったのは、
『帽子を被らないようにしたんだね』
最原｢あ、うん。昨日の夜、赤松さんと話して…
僕の決意というか｣
『ふむ。何を話したのかは分からないが、その決意が前向きなものである事を願ってるよ』
大方、天海少年への殺人未遂を明かしたとかそんな所だろう…
星｢来たか｣
『おはよう、竜馬。昨日は勝手に寝てしまって申し訳無かったね』
星｢いや…アンタが寝れたならそれで良い｣
『ありがとう。おかげでグッスリ眠れたよ』
星｢…そうか｣ﾌｯ
私が寝れた事に安心したのか、竜馬は口元に笑みを浮かべた。
すると…
天海｢どうもっす、Aさん｣
『！…おはよう、天海少年』
天海｢そんな他人のような呼び方は止めて欲しいっすね…蘭太郎と呼んでくださいっす｣
『はぁ…蘭太郎？』
天海｢そうっす！ 改めてよろしくっす、Aさん｣ﾆｺﾆｺ
星｢おい、アンタ…｣
天海｢なんすか？ 星くん｣
星｢どうしていきなりそんな事を言い出しやがった｣
天海｢そんな事？……あぁ！ 名前の事っすか。
昨日話をして、名字呼びだとちょっと距離を感じて…それでっすね｣
天海…じゃなく、蘭太郎か…
彼は竜馬に近付いて耳打ちした。
……まぁ、私には聞こえないけれどね。
そもそも、どうして竜馬が蘭太郎に突っ掛かっているのかもよく分からないが。
天海｢まだAさんはフリーっすよね？｣ﾎﾞｿｯ
星｢っ…！？｣
天海｢狙ってないなら…狙っちゃうっすよ…？｣ﾎﾞｿｯ
星｢天海…っ！！｣ｶﾞﾀｯ
天海｢俺、負けないっすから｣
星｢………俺だって負けるつもりはねぇよ｣
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晴雫丸(プロフ) - まんたんたんさん» あ……すき…ありがとうございます！！生きててよかった…（切実） (2017年10月26日 19時) (
レス) id: 1f07221ae5 (このIDを非表示/違反報告)
まんたんたん(プロフ) - 晴雫丸さん» 今日中にあと1話上げたいと思ってますので、あと少しだけお待ちください(汗 (2017年10月25日 20時) (レス) id: 6680a59e90 (このIDを非表示/違反報告)
晴雫丸(プロフ) - 更新されたの知って飛び付いてしまった…宿題しなきゃな…（小説見たい。書きたい( ；∀；)） (2017年10月25日 20時) (レス) id: 1f07221ae5 (このIDを非表示/違反報告)
まんたんたん(プロフ) - 晴雫丸さん» そのコメントが…好き、です…(語学力バイバイ) (2017年10月17日 20時) (レス) id: 6680a59e90 (このIDを非表示/違反報告)
晴雫丸(プロフ) - 話が…もう…好き…（語彙力家出中） (2017年10月17日 18時) (レス) id: 1f07221ae5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まんたんたん | 作成日時：2017年9月6日 8時
