ぎゅー (桃) ページ2
緑side
最近よく背中に重みを感じる、その犯人は9割、いや10割小瀧望。
別に嫌じゃないから何も言えへんけど、たまには俺からも抱きついてみたいなぁとか…
のんちゃんは今雑誌の撮影中、次の撮影俺やし丁度ええ。
終わった瞬間のんちゃんの元へ駆け寄って、背後から抱きいてみた。
桃 ｢わっ、神ちゃん？｣
緑 ｢うん、神ちゃんやで｣
桃 ｢え、ど、どうしたん？｣
緑 ｢いつもの仕返し｣
そう言うとのんちゃんは目を丸くして固まった。
緑 ｢嫌やった…？｣
桃 ｢や、嫌ちゃうけど…｣
困った顔してる、やっぱ嫌やったかな？
不安になり体を離して謝ろうとした途端。
緑 ｢んわっ｣
グルッと体が回り、目の前にあった大きな背中は鍛えられた胸筋に変わってた。
緑 ｢のんちゃん？｣
桃 ｢神ちゃんめっちゃ可愛ええわ…｣
なんや、怒ってなかったんか…
安心して背中にギュッと腕を回した。
桃 ｢あー｣
緑 ｢？？｣
桃 ｢なんでそんな可愛ええねん…｣
ボソッと呟いた後、のんちゃんの頭は俺の肩に乗せられた。
チラッと見えた耳がほんのり赤くなってた気がする。
緑 ｢照れてんの？｣
桃 ｢んんん｣
完全に甘えたモードになってもうてる、さっきまであんなカッコええ顔してキメキメやったのに。
というか、そろそろ撮影はじめなやばいよな…
緑 ｢のんちゃんごめん、次俺撮らなあかんわ｣
桃 ｢んん、わかった…｣
緑 ｢ごめんな？｣
しゅんとした子犬の様な顔で離れていく、大きな背中を丸めてトボトボ歩く後ろ姿。
まるでオモチャを買ってもらえなかった子供みたい。
緑 ｢時間取っちゃってすみません…｣
ｶﾒﾗ ｢全然大丈夫ですよ〜良いの撮れたんで！｣
何故かニコニコのカメラマンさんを不思議に思いながら撮影は始まった。
カシャカシャとシャッター音が響く中、強い視線を感じる。
桃 ｢……！｣
気になり視線の方に目を向けると、嬉しそうなのんちゃんがいた。
撮影が終わり近くで見てくれてたのんちゃんの方へ向かう、俺が向かってくるのを見てニヤけが抑えきれてない様子。
目の前に来ると、待ってましたと言わんばかりにガバッと抱きついてきた。
桃 ｢神ちゃん可愛かったで｣
緑 ｢ありがと｣
桃 ｢んふふ｣
先程とは違い、オモチャを買ってもらえた子供みたい。
緑 ｢ちょ、のんちゃん苦しいって…｣
やっぱ俺は抱きつかれる方が似合ってるんかも。
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sss(プロフ) - 蒼乃碧さん» コメントありがとうございます！ええ嬉しいです(泣)黄緑の可愛さには鼻血ブー案件ですよね…もっともっと可愛いお話書けるよう頑張ります！！ (2022年10月20日 15時) (
レス) id: ec713a0c6b (このIDを非表示/違反報告)
蒼乃碧(プロフ) - 初めまして！普段は黄色右固定ですが、黄緑、良いですね…可愛さに、鼻血出そうになりました/// (2022年10月20日 11時) (レス) @page5 id: b2e7866667 (このIDを非表示/違反報告)
sss(プロフ) - ぴっかさん» コメントありがとうございます！可愛いと言ってもらえるのが1番嬉しいです(泣)これからも可愛い緑さん書いていきますね！！ (2022年2月21日 17時) (レス) id: ec713a0c6b (このIDを非表示/違反報告)
ぴっか(プロフ) - 神ちゃんの照れるところめっちゃ可愛いです！ (2022年2月21日 7時) (レス) id: 8604d1a6d4 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)蕾南(プロフ) - ありがとうございます！！ (2022年2月14日 19時) (レス) id: 0b4f05f0e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sss | 作成日時：2021年9月14日 0時
