Summer Drops (ページ7)

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Summer 7 ページ7

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亜｢それでさ〜龍友がね！？｣

龍｢ちゃうわ！ボケ！俺はな涼太の為を思って…｣

涼｢迷惑だよ(笑)｣

萩｢あはは(笑)｣

晴｢ほんと、面白いね！(笑)龍友くん！｣

隼に────話しかけないで────

って言われて１ヶ月

あれから、同じクラスなのに

一言も喋ってない

あ、玲於とは話すよ？勿論

玲於も協力してくれてるんだけど…

やっぱり、話を逸らされる…

亜｢あ、てかさAと隼仲良かったんでしょ？｣

『…あァ…うん』

龍｢ほんまや、なんで一言も喋らへんの？｣

晴｢じ、事情があるんだよ！ね？A！｣

涼｢それにしても、おかしくない？実は付き合ってたりして(笑)｣

なんて、涼太くんたちが言う

ﾊﾞﾝｯ!

隼｢うるさいよ、亜嵐くんたちに、関係ないじゃん、こんなブスで性格悪い奴と誰が付き合うかっての｣

玲｢は？｣

いま、まで黙ってた玲於が口を開いた

玲｢お前などれだけ、Aが傷付いてんのか分かってんのか？お前に無視される度にコイツがどれだけ、傷付いてんのか！お前に分かんのか？今まで黙ってお前と接してたけどさ、お前少しでもコイツの話聞こうとした？なに、逃げてんだよ！｣

隼｢…もういい。｣

……隼は自分の席から立った

玲｢おい。｣

玲於が隼を呼び止める

玲｢お前がこれからも、Aを傷つけんのなら俺はAを守る。Aは、隼のもんじゃねぇ。Aの事が好きだから。｣

隼｢…勝手にすれば｣

教室はワーワーと盛り上がる

玲於くん凄い！とか

でも…私にとっては…

全然、嬉しくない……

なんだか隼が悪者になった気分で…

こんな自分が大嫌い…

弱い自分が…嫌い