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気持ち、いつもより早く上がったお風呂
｢ジュンさん、お風呂上がった、！｣
やっぱり何度見せても恥ずかしく感じるすっぴん。
大丈夫かな、私今ちゃんと可愛く見えてる？
そんな気持ちも知らずにジュンさんはそっと私に近づいては腰に巻き付くように手を回す。
JN｢敬語治ってきたね、次はオッパ呼び頑張ろっか。｣
｢…まだむりかも｣
JN｢ふふ、そっか〜まだ恥ずかしいか 笑｣
可愛いね。なんて言ってお風呂に行ってしまうから、寂しさが一気に押し寄せてくるじゃないか。
｢…。｣
大きいソファに1人座って待つ時間。
いつもよりジュンさんのシャワーが長く感じてしまう
しばらく経つと聞こえる足音
私の大好きな足音だ
ここに来るまでの少しの時間でも待てない。
今はただくっついていたい
小走りで濡れた髪をタオルで拭いているジュンさんの元にかけよって少しくっついてみる
JN｢…ん、Aどーしたの？｣
｢…あの、｣
わかってるくせに、わざと聞いてくるこの人がこんなにも愛おしいものなのだろうか。
｢…オッパ、寂しかったの｣
JN｢…え、｣
敢えてオッパ呼びにした私、頑張ったよね？
年下だからってオッパをドキドキさせられないなんて嫌だ。
それを聞いたジュンさんは元々大きい目をもっと見開いて、大きな手で口を押えてしまった
下に俯いているので顔がよく見えず、残念。
JN｢もう、すっごい不意打ち…｣
｢ふふ、言ってみちゃいました｣
少しドヤ顔で答えると彼の大きな手で私の濡れたままの髪をクシャクシャにされてしまった
JN｢もう、まだドライヤーしてなかったの？風邪ひいちゃうじゃん｣
｢あ、ジュンさんにしてもらいたかったから…｣
思ったより素直に動いた私の口に少し驚いているとほっぺたをむにっと掴まれる感覚。
JN｢さっきは自信満々で呼んだくせにもう直ってるじゃん、笑 …ほら、乾かしてあげるからおいで？｣
｢あ、うん！｣
相変わらず優しい手つき。
不思議と自分で乾かすよりもずっと早く感じる
JN｢俺、思ってたんだけど｣
｢ん、なに？｣
JN｢すっぴん。可愛いよ｣
｢え？｣
そう言って上から覗き込むジュンさん
じっくり見るものだから恥ずかしくて顔を覆う。
JN｢恥ずかしがり屋なとこも可愛い｣
｢いや、あの｣
JN｢髪の毛が綺麗なとこも可愛い｣
｢いやジュンs｣
JN｢背が低いのも足と手が小さいのも俺のことが好きなとこも、ぜーんぶ可愛い｣
ま、マシンガントーク…モロに効いた…
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作者名：なじゅん^._.^ | 作成日時：2023年3月17日 15時
