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｢...なんで、こんなに忘れられないのっ、...痛いんです、心が何度も痛んで、壊れそうなのにっ、...｣
ガバッ、と、勢いよく腕を引かれて包み込まれる感覚。
ぎゅっと強く、握りつぶされそうな勢いだ。
｢...じゅんさん、、何して｣
JN｢俺が忘れさせてあげる、俺で頭の中いっぱいにすればいい。あいつの入る場所なんか無くなるくらいに。｣
どういうこと、？
そんなこと言ったら、期待しちゃうのに。
JN｢...前に、無理に忘れなくていいんじゃないなんて言ったけど、あんなの口先だけだよ、...
...忘れて。それで俺だけを考えてればいい。
俺の事だけ思ってればいい、｣
わたしの中だけで時が止まった感覚
鈍感な人でも感じとってしまうくらいの熱量だ。
これ、って、告白、？だよね、、？
ありえない。だってあのジュンさんだよ？
完璧で、神様みたいな人が、私のことを好き？
｢え、と...よく言葉の意味が分からなくて、
...だって、そんなこと言ったら誤解しますよ？誰だって...｣
はぁ、と大きくため息を着くジュンさん。
うそ、私気に触るようなこと言っちゃった、！？
｢あの、気を悪くさせちゃったらごめ｣
JN｢あっ〜！もう！！！｣
｢え、！？｣
いきなり大声を出すからびっくりしてしまった。
そこまで怒らせてしまったんだろうか、？
JN｢いいんだよ俺は！
Aちゃんが居てくれればどうだっていいの！！｣
｢え、あ...え？｣
JN｢例えばAちゃんが俺の口座からどれだけお金を使おうが、外で俺の悪口言ってようがどうだっていいんだってば！！｣
いきなり何を言い出してるの！？
この人壊れた！？え、本当にジュンさんなの！？
｢あのジュンさん！私そんな事しないですy｣
JN｢知ってるよそんなこと！！！｣
｢すみませんっっ！｣
数秒黙って、落ち着いたのか少し呼吸を置いて話し出したジュンさん。
JN｢...だから、俺はさ、ただAちゃんといれるならそれだけで十分なんだよ。
Aちゃんのためならいくらでも出せるよ俺。
どんなに辛くてきついことだってしてあげる。
だって、俺君のこと愛してるんだよ、？
どうしようもなくて、悩んで悩んで狂いそうなくらい、君のこと想ってるよ。｣
もはやいきなりのことすぎて、現実なのではないんじゃないかとまで思ってきている自分がいる。
JN｢出会ったばかりでこんな事言うのは気持ち悪いって思うかもだけどさ。
でもこの前のキスだって、無かったことにしたくない。｣
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作者名：なじゅん^._.^ | 作成日時：2023年3月17日 15時
