お風呂案件 ページ13
「じゃ、じゃあ次私ですね！」
この空気がなんともいえなくて無理やりに話を逸らした
「失礼かもですけど、ジュンさんって職業とかは何されてるんですか？」
私が何気にずーっと気になっていた質問。
まだ若いのにこんなおっきい家にひとりで住んでて色んな面でもすごく余裕があるように見える。
は…！もしや、危ない仕事をやっているのではないか、この人！！
なんかそうにしか見えなくなってきたんだけど。え、怖すぎる。
JN「ふふ、知りたい？」
「は、はい……」
JN「俺実は、」
ピロピロリンっ
「…あ」
くっそー！！
なんでこんなタイミングでお風呂沸くんだよ！！
聞けなかったじゃんっ！！
JN「ん、沸いたね。入ってきなよ」
「あ、ちょ、ジュンさんまだ聞いてないですっ！」
JN「んふ、ねえAちゃん」
「え…」
そう言って私に1歩ずつゆっくりと近づいて来るジュンさん
何をするのかと思って動けずにいるとすごく近い距離にジュンさんがいて、私の背の高さまで膝を曲げて一言。
JN「こういうのって、お互い少しづつ知っていくのが楽しいんじゃないかな」
「…///」
あまりにもいたずらな笑顔を至近距離で向けるものだから、魅入ってしまいそうになる。
JN「あ、今照れたでしょ 笑」
「なっ、照れてないです！お風呂失礼しますっっ！」
JN「逃げちゃった、笑」
うん、部屋を出たはいいんだけどお風呂どこだよ
相変わらず考え無しなところは昔と変わらないな……
恐る恐るさっきいた部屋に戻る。
「あの〜…お風呂の場所って、、」
JN「ははっ、戻ってくると思った 笑 いいよ、案内するから一緒に行こう？」
「かたじけない…」
私を見て凄く可笑しそうに笑うジュンさん。
なんか恥ずかしいやないか…
JN「ここ。濡れた服は洗濯機に入れていいよ。」
「ほんと何から何まで申し訳ないです…」
JN「いいよ 笑 俺がしてあげたくてしてるんだから」
何だこのイケメンワード。
素晴らしいな、さっきの変態な質問とのギャップが凄い。
「ありがとうございます、じゃあ…」
JN「うん」
「……」
JN「……」
え？なんでこの人当たり前かのようにずっといるの？
なに洗濯機に手置いてポーズ決めちゃってるんだよ男前やなおい
、、、いやまじでなんで出ていかないの？？？
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作者名：なじゅん^._.^ | 作成日時：2023年3月17日 15時
