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JN「えっと、じゃあ次は俺ね」
「あ、はい！」
JN「経験人数は？」
「…は？」
ん？もしかして幻聴…？？
いきなり持ってくる質問ではないだろそれ、
多分イケメンじゃなかったら捕まるよこの人、？
やばい、すんごい印象が変わりつつある…
「それ答えなきゃダメですか？」
JN「強制。嘘はだめー」
ん、？ホント理解が追いつかねえぞ…？
しかもこの質問に答えてしまったら…！！
私の恋愛経験の無さがバレてしまうｰ!!!!!
行かん、未経験ですだなんて言えない。
25にもなってだよ？有り得ないって思われる未来しか見えない。
今までなんか怖くて、テウォンの誘いも断ってきた。
……今考えたらそりゃあ、浮気されても仕方ないのかもしれない。
「いきなりその質問なんなんですか、！」
JN「ねーえ。お願い、答えて？」
グッ、！！！！
クリティカルヒットだ、その表情……
これは女A、いっちょ頑張ってやろうじゃあねえか
「…あの、その、すんごい言いにくいんですけど…」
JN「いーよ。」
「実は私、未経験なんです…」
言ってしまった、、なんか言ったら言ったで開き直れるかと思ったけどこんなイケメンを前にそんなことは出来ない。
JN「……ほんとに？」
「やばいですよね25にもなってまだなんて…」
JN「いや、全然変じゃない。むしろ可愛い」
「か、かわっ、え！？」
可愛いなんて言われたのいつぶり？
ほんとこの人は動揺させるのが上手いな…
JN「でも、さっきのアイツとかは？迫られなかったの？」
「私、何となく怖くて…誘いも断ったりしてたんです。今考えたら、浮気されて当然ですよね…」
やばい、自分で言って悲しくなってきた。
無理やりにでも付き合っとけばよかったかな？？
JN「…いや、それは違うね」
「…え？」
JN「何がなんでも浮気は罪でしょ。どんな理由があろうと、Aちゃんを傷つけたのには変わりないもん」
「…ジュンさん」
ん？ちょっと待てよなんで経験人数の話から感動に持っていこうとしてるのこの人
ジュンさんがあまりにも真面目な顔をするからそういう雰囲気になったんだよきっと。
…ていうか、この人今私の中で変態説が浮上してるんだけど？
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作者名：なじゅん^._.^ | 作成日時：2023年3月17日 15時
