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JN「そういえば何か欲しいものとかは？この部屋まだ何も無いから、ベットくらいは買わないとね」
そうだよなぁ、飛び出してきたってこともあって何も準備してない。
ん〜、でも待てよ。今お金の手持ちがないしとてもじゃないけどベットなんて買えない。
なんなら雑魚寝で行けるか、？
部屋を借りさせてもらってるんだから床で寝るくらいなんともないよな…
JN「もしかして床に寝ようとか思ってないよね？」
「え、、よくお分かりで」
すごいなこの人、私の顔見ただけで考えてることがわかるの？
え、もしかしてあれか？売れっ子占い師？？もしくはエスパー……？？
JN「もう、ダメだよ。体痛めたらどうするの」
「とは言いましても…今手持ちがなくて…」
JN「お金の心配してるの？笑 そんなの最初っから俺が出す前提で話してたんだけど？」
いやいやいやもしかしてこの人、まあお家の大きさから察しはすごいついてたけど。
すんごいお金持ち……！？
「え、いやいや!! 部屋も借りさせてもらってるし流石に悪いですよ!! 少しくらい雑魚寝で生活しても問題ないですから！」
顔の前で手を全力で振って否定しているといきなりジュンさんは私の手をパシッと掴んだ
JN「だーめ。」
ん、？何だこの手は？あとなんだその甘い声は？
年上のイケメン男性というだけでもだいぶご褒美要素なのにそんなプラス特典付けないで頂きたい。
この人はきっと自分の「だーめ。」の破壊力が如何程かわかっていないんだ。
私がやったら通報案件だぞ、、
JN「あっ、それとびしょ濡れになっちゃって寒そうだからお風呂沸かすね、先に入りな。」
「わっ、すごいありがたいです、……て、ええっ!??」
「先に入りな」だとｯ!?!?
この人は私の次に入るのか、？！
私の入った後にイケメンが入るなんて失礼極まりないしめちゃくちゃに恥ずかしい。なぜか。うん、恥ずかしい。
JN「ん、？お風呂は嫌い？」
「ハッ！いえいえもう大好きです助かります」
JN「そっか、笑 じゃあ準備してくるね。」
うわあ、イケメンの家で風呂っ！？
何考えてんだ自分……
そうだ、テウォンの時みたいにすればいいじゃないか。テウォンと一緒、テウォンと一緒……
思えるわけないやんｯーーー!!!!
私、25歳Aは現在イケメンの家でのお風呂で頭を抱えております。
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作者名：なじゅん^._.^ | 作成日時：2023年3月17日 15時
