検索窓
今日:8 hit、昨日:29 hit、合計:46,620 hit

88 ページ38





いや、だって誰だって怖いじゃん?自分よりも背が高い人が突っ込んできたら。

だから仕方がないって思うんだよね。こうなっちゃったのも・・・・・・・。




「・・・・・天都さん、今、躊躇なく首元狙ったよね」

『なんのことやら。少し、足癖が悪いもので』

「すっごい目逸らしてるけど」



木兎さんは体育館の床に転がっており、頭に「?」を浮かべている。どうやら何が起こったのかわからなかったらしい。

赤葦さんのツッコみに苦笑しつつ、私は遠い目をする。



簡潔に言おう。突っ込んできた木兎さんに思いっきり回し蹴りを入れたのである。勢いは考えたし、体格の差もあるからそこまでダメージはないはずだけど。

おかげで木兎さんは体育館の床とこんにちは。未だ仲良しです。



『いやあ・・・中学の時、意味不明な輩を相手するときにしていたので、つい』

「その見た目からは想像できないほどの性格してるよな、天っちゃんって」

「もはや一種の怪物」

「ある意味音駒最強だよな」

『それ褒めてんですか、貶してんですか』




「アマッチャン・・・・コワイ・・・・アマッチャン・・・コワイ・・・・」

「ほら天都さん!木兎さんが変なことに!」

『赤葦さんってたまにキャラブッ壊れますよね』




前世でなんだかんだ読んでいた「ハイキュー部!」の赤葦さんは凄まじかった。第一話からとんでもない活躍だった。




「まあ、止まることを知らずで突っ込んだ木兎さんが悪いから自業自得だけどね。天都さん、怪我はしてない?」

『やりなれてますから平気です』

「・・・・・あ、うん。そっか」







89→←87



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (93 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
359人がお気に入り
設定タグ:ゆゆ , ハイキュー , 音駒高校
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

鬼龍炎(プロフ) - 見入って一気見してしまいました!続き楽しみにしてます♪ (2月19日 21時) (レス) @page43 id: 42d84d8e50 (このIDを非表示/違反報告)
AY(プロフ) - 関わり断固拒否です!の三章目はどうやって見ますか、、? (6月29日 16時) (レス) id: faf5f904a1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - AYさん» ここまで読んでくださり誠にありがとうございます!(*^-^*)♡これからも楽しんでもらえたら嬉しいです! (2023年4月6日 13時) (レス) id: ee2abfb454 (このIDを非表示/違反報告)
AY(プロフ) - とても面白いです!!更新楽しみにしています✨頑張ってください! (2023年4月5日 23時) (レス) id: faf5f904a1 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 申請許可ありがとうございます!早速読んできます! (2023年2月12日 0時) (レス) id: 2e9b28c6b2 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆゆ | 作成日時:2023年1月4日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。