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六月ということもあり、空気はジメジメとしけっている。今は雨は降っていないものの、そろそろ振り出しそうな雰囲気だ。
こういうときって、気圧の関係やらで頭が痛くなるから嫌なんだよなあ・・・・。
朝食時に頭痛薬は飲んでおいたものの、やはりこの梅雨の空気は嫌いだ。
中途半端な湿気が籠るくらいなら、いっそのことずぶ濡れ状態のほうが良いのではと思えるほど、私は梅雨が嫌いだった。多分それは奇跡でも起こらない限り考えは変わらない。
＿＿＿＿＿＿＿と、さっきまでは思っていた。
確かに思ったよ、いっそのことびしょ濡れ状態のほうがいいって。
「・・・・・・あっ」
「ひぇっ・・・」
タオルを運んでいた最中、水道の傍を通りかかった瞬間、私に多くの水がまるで雨のように降りかかってきた。ギョッとしつつも、反射的にタオルを濡れないようにした私を褒めて欲しい。
・・・・・何故、水。
唖然としていれば、横＿＿＿＿水道側から聞こえた声に、目線だけ動かして見る。すると、顔を真っ青にした日向とリエーフがそこにいた。
彼らの手やら顔やらが濡れているところを見るに、顔を洗っていてそこから水のかけ合いにでもなったのだろう。そして、それが見事私に直撃。
『・・・・・・日向、さっき澤村さんたちが探していたから、早く体育館に戻るといいよ』
「えッ、あ、ウス！！す、すみませんでしたあああああああ！」
「ええっ！？おい日向、待ッ＿＿＿＿＿＿＿」
一直線に体育館に逃げ帰る日向を見てリエーフも追いかけようとするが、私が笑顔という圧でそれを阻止する。
『灰羽くん、何か言い残すことは？』
「・・・・・・濡れたせいで、若干天都のシャツが透けてるってことかな」
『・・・・・・・』
気づかぬうちにリエーフを回し蹴りしてしまっていた。(加減はしてます。多分)
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「あれ、もうクールダウン終わったの？」
「や、山口ィ＿＿＿＿＿＿！！どうしよう、おれのせいでリエーフが死んでしまう！！」
「・・・・・え？また？」
・
『・・・・・一応だけど、これ、透けても大丈夫なの着てるから。変な勘違いしないでよね』
「・・・・・スミマセンデシタ」
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鬼龍炎(プロフ) - 見入って一気見してしまいました！続き楽しみにしてます♪ (2月19日 21時) (
レス) @page43 id: 42d84d8e50 (このIDを非表示/違反報告)
AY(プロフ) - 関わり断固拒否です!の三章目はどうやって見ますか、、？ (6月29日 16時) (レス) id: faf5f904a1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - AYさん» ここまで読んでくださり誠にありがとうございます！(*^-^*)♡これからも楽しんでもらえたら嬉しいです！ (2023年4月6日 13時) (レス) id: ee2abfb454 (このIDを非表示/違反報告)
AY(プロフ) - とても面白いです！！更新楽しみにしています✨頑張ってください！ (2023年4月5日 23時) (レス) id: faf5f904a1 (このIDを非表示/違反報告)
み(プロフ) - 申請許可ありがとうございます！早速読んできます！ (2023年2月12日 0時) (レス) id: 2e9b28c6b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆ
| 作成日時：2023年1月4日 19時
