関わり頑固拒否です！２

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＿＿＿＿＿＿果たしてそれは偶然か、必然か。



合宿の行われる梟谷の水道でスクイズ作りをしていた私。多分、この時の私は非常に遠い目をしていたと思う。

黒尾さん、夜久さん、海さんから頼まれてまたもや参加することとなった合宿。しかも、ご都合合宿だ。なんだよ、音駒、梟谷、烏野、青城、白鳥沢、伊達工って。絶対誰か仕組んでいるだろ。


スクイズ作りは簡単。ボトルに粉と水を適量入れて振るだけ。だけど、数によっては腕が死ぬことでおなじみだ。

私も中学時代、散々作っていたなあ・・・とシミジミ思い返す。



そんなことをしていたら、廊下の曲がり角の向こう側から木兎さんの声が聞こえてきた。



「あー！！もしかしてお前らが青城？黒尾がイヤイヤ言ってた！！」



・・・・・青城も到着したんだ。


思わず手を止め、ちょっと覗けば木兎さんが早速青城に絡みに行っていた。流石、見ず知らずの人でもすぐに仲良くなれる天才である。

及川さんに見つかったら面倒だなあ、と思い、私はさっさと持ち場に戻った。スクイズ作り、早く終わらせないとだし。




・



「俺、梟谷三年の木兎光太郎！！ちなみに主将な！」

「俺はねー、及川徹！よろしくねー・・・・ところで、音駒と梟谷って知り合いなんだよね？優樹菜ちゃんがどこにいるか知らない？」

「天っちゃん？天っちゃんなら多分、あっちの水道にいると思うぞ」

「おっけ〜ありがとう！」




「・・・・・及川さん、まさか他校のマネにちょっかいかける気じゃあ・・・？」

「誰だっけ、優樹菜ちゃん？」

「あ〜、なんか及川が可愛い可愛い言ってた？」






・・・・・・・・おい、なんか今幻聴聞こえたか？

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