５０１ ページ1
☆
一月、東京体育館にて
『ヤバいどうしよう研磨、心臓痛い』
「優樹菜って変なところ緊張するよね。いつもそんなの関係なしで動いてるのに」
とうとうやって来た、春高当日。
会場に来た瞬間にそれを実感させられてしまい、一気に緊張マックス状態に陥る私を心配そうにしながらも若干ディスる言葉を投げかけてくる研磨。
なんで試合する人たちはそんなに冷静なんだよマジで。
会場は観戦者や選手たちで溢れかえっていて、カラフルな各校のユニフォームで彩られている。そして、その中でひと際目立っている�犢��瓠�
「あ！優樹菜ちゃーーーーん！！」
『お久しぶりです西谷さん！』
その黒の一つである西谷さん。パチリと目が合うとすぐに駆け寄って来てくれた。
それにつられて他の黒＿＿＿＿＿烏野メンバーが続々とやって来る。
黒尾さんが月島くんにちょっかいかけてたけど、スルーでいいよね。ヘルプの視線送られてきたとか知らないし。
さらには木兎さんたち梟谷とも合流。夏合宿メンバー揃っちゃったよ。
「やっぱ全国すげえよな！強そうなヤツばっかりだ」
「おー夕！一日目、お互い頑張ろうな！」
「衛輔くん！はい！頑張りましょう！！」
やば、推し校二校のリベロが話してる。尊み極まりないなおい。
ご褒美か何かですか？とでも思えるそんな光景を見ていれば、「いた！」という声とともに肩を軽く叩かれる。
振り返ればそこには全国ナンバーワンリベロ。以前に出会った古森さんがいた。・・・・背、西谷さんや夜久さんと違って高いのになんだろう、この可愛さオーラ全開なの。
何、リベロって可愛いの集まりなの。
『お久しぶりです。春高、お互い頑張りましょうね』
「だね、俺たちと音駒はお互い結構勝ち進まないと当たらないからね。当たったら、その時は容赦しないからね」
『・・・・それは、こちらのセリフです』
「・・・・・なー黒尾」
「ん？なんだいサームラくん」
「天っちゃん、高校ナンバーワンリベロと知り合いだったとか聞いてないんですけど」
「は？・・・・・なんで！？」
「お前も今知ったのかよ」
「た、大変です衛輔くん！優樹菜ちゃんが・・・！！」
「俺たちの癒しが取られたあああああ」
「愛されてるねえ優樹菜ちゃん」
『あー、知らんふりしといてください。あれ、そういえば佐久早さんは？』
「人いないとこ探し求めてた」
『あー』
めっちゃ理解。
☆
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 400人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
水無月のぞみ - これで完結は何かヤダ！ (5月28日 7時) (
レス) id: ba8b16685c (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - ぅぃさん» えー！嬉しい！最近は忙しくてなかなか更新できてなくて・・・・。できる限りは頑張らせて頂きます！ (2022年12月6日 20時) (レス) id: ee2abfb454 (このIDを非表示/違反報告)
ぅぃ(プロフ) - はじめまして！お話ひとつひとつがとっても面白く、一気読みしてしまいました…笑番外編は勿論、ほかの作品も覗いてみようと思います♪素敵な作品ありがとうございます、続きも楽しみにしています〜！ (2022年12月1日 22時) (レス) @page9 id: d6766c6a1e (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - はなさん» 名前考えるのが難解すぎて今までのキャラ名を使ってるんよね〜(笑)時間がある時にちまちま更新してる！いつもありがと！ (2022年10月17日 22時) (レス) id: ee2abfb454 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - 問題だらけの生徒会読んだよ！知ってる名前が出てきてびびったwいや、もう、めっちゃ面白かった！ログインしてないしそのサイト使ったことないからよくわかんないけど……たまに見に行くね！ (2022年10月17日 7時) (レス) @page7 id: eb8cebab9c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆゆ
| 作成日時：2022年9月11日 12時
