関わり頑固拒否です！最終章

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春高は二日目を迎えた。昨日よりも熱くなる戦い。朝起きた時も黒尾さんたちは少し緊張しているような表情をしていた。

・・・・一日目はテンションあげあげだったのに、二日目ってそうはいかないんだ。まあ、二日目を生き残るほうが断然難しいもんね。相手が相手だし。



『ほらー、暗くなってないで早くアップとってください。殴られたいんですか試合前に』

「う〜ん・・・・優樹菜ちゃんの心情があらぶってないとこっちは落ち着けないんだよねえ」

『ハッ倒しますよ黒尾さん』



いつになく真面目に言うものだから思わず手が出かける。耐えろ、耐えるんだ優樹菜。内心は大人だからな、うん。落ち着け落ち着け。

笑顔のままピシリと固まっていれば研磨がまたなんかしたのかと黒尾さんに訊いてたけど、黒尾さんは笑いながらはぐらかしていた。おい。



まあ、緊張ほぐせたならよかったか、と一人で自己解決。なんか言い争っていた遊馬、紅葉、千崎の横を素通りしてドリンク作りへ。



「あ！」

『・・・・あ！仁花！今日もあ互い頑張ろね〜』



その途中で仁花と会った。私を見つけると嬉しそうに目を輝かしてくる。

いや可愛すぎ。うわ烏野羨ましいなホント。こんな可愛いマネージャーがいるなんて。



仁花はてててと走って来ると「うん、頑張ろう！」とめっちゃ元気に言ってくれた。



『・・・・・はあ、無理。可愛い』

「へ？」

『なーんで他校のマネージャーって可愛いんだろう。不思議にもほどがある・・・』

「優樹菜のほうが美少女では・・・・・？」

『え？私可愛いとか美少女とか、そーゆーガラじゃないんで』

「確かに性格はカッコいいけど・・・・私は可愛いって思うよ！！」






・・・・・・。





☆





『ちょっと日向。仁花が可愛すぎるんだけどどうにかしてくんない・・・・？』

「どうしたの天都さん・・・・？」

「やっちゃんの可愛さにやられたんだってさ」

「相変わらずだなあ天っちゃんも」




後日談。その後に遭遇した烏野メンバーに仁花の可愛さを全力で語った。






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