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☆
「どこの高校かと思ってたんだけど、白鳥沢だったんだね」
『・・・・ちょっと待ってください。どこでそれ・・・』
「あ、タメでいいよ。同じ二年だし」
『分かった・・・って！そうじゃなくって・・・！赤葦くん、だよね？なんでそれ、知ってるの？』
束の間の休憩時間。たまたますれ違った梟谷の赤葦くんにそう言われ、一瞬思考が停止。
すぐに理解したけど、なんで知ってるの。私、誰にも言った覚えないし・・・・青城がわざわざ赤葦くんに言うはずなんてない。
だらだらと冷や汗を流しながら赤葦くんを見ていれば、彼は何ともなさそうに。しかも、なんで私が慌てているのか分からないといった様子だった。
「え・・・だって、話してたじゃん。矢巾とドリンク運んでるときに」
『・・・・あっ』
「南海さんって、案外抜けてるよね。真面目そうだから意外」
それに、俺の学校もインハイ出てるから白布たちと知り合いだし、なんて言いながら少し笑う赤葦くん。
赤葦くん・・・・・白布くんと知り合いなんだ。ってことは。
『・・・・白布くん、青城から聞いてる様子と私の前での様子、全然違うんだけど・・・・赤葦くんの前での白布くんって、どんな？』
「え？別に普通だけど・・・・・あ、でもしいて言うなら」
ウシワカにはやけに執着してるよね、なんて言った赤葦くんの言葉に、やっぱり矢巾くんの言葉は正しかったのだと再度思い知らされた。
・・・・白布くん、部活の時と普段とはきっと性格が違うんだね。
「あ、そうだ。今度は俺が質問いい？」
『ん、いいよ。なに？』
「俺、どっかで南海さんに会ったことがある気するんだけど・・・・今までに会ったこと、あったっけ？」
その言葉に今度はキョトン。
いや、私梟谷とは初めてだし、喋ったことないと思うけど・・・・・。
あ、でも去年のインターハイで試合は一瞬だけ見たような・・・。自分の試合があったから、あまりじっくりは見てない・・・・け・・・ど・・・・。
・・・・・もしかして、その時の私たちの試合、見られてた・・・とか・・・？
私その時名前も見た目も変えて出場してたし、覚えてるけど出てこないってパターンだったり・・・・するかも。
『えっと、ちょっと・・・よくわかんない』
「そっか・・・・ごめんね、変なこと訊いて」
『むしろなんかごめんなさい・・・・』
「え？」
『いえ、何も』
☆
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はな(プロフ) - ゆゆさん» 嬉しい...!10年後でも待ってるよー！ (2022年8月9日 20時) (
レス) @page45 id: eb8cebab9c (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - はなさん» おっとフラグです！次話くらいにでてくる・・・・かも・・・・！？ (2022年8月9日 20時) (レス) @page46 id: ee2abfb454 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - 赤葦の次はくにみん...?!ヤバい...各校の推しが活躍してきてる...あとは研磨！最推しまってるよ！ (2022年8月9日 19時) (レス) @page45 id: eb8cebab9c (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - ゆゆさん» それな (2022年8月9日 17時) (レス) id: eb8cebab9c (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - はなさん» 赤葦くんカッコいいよね・・・・！普段笑わないから、笑ってるときの破壊力ヤバいのよ (2022年8月9日 17時) (レス) id: ee2abfb454 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆ
| 作成日時：2022年7月3日 0時
