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矢巾くんが手伝ってくれたおかげであっという間にドリンクを運び終えることができ、矢巾くんは元の場所へと戻って行った。
記録もベンチ組が付けてるみたいだし・・・・特にすることないかなあ。
そう思っていれば。
「危ない!」
そんな声とともに、視界に入ってくるボール。
そのボールは不思議に思うほど一直線に私のもとに向かって来ていて、一瞬レシーブするか迷ったけど高さ的に無理だからアウト。というか後ろ壁だから不可能です。
・・・・・あ、これ、無理だ。
瞬時にそう察し、でもダイレクトに当たるわけにはいかないから、できるだけ怪我をする可能性が低い「手でボールを叩き落とす」という選択を取った。
それで片手を出そうとしたんだけど、その瞬間にボールと私の間に誰かが入り込んできた。
「・・・・いッッッた!!」
『・・・・え』
バシンッ!という音で我に返ったけど、代わりにその人がボールを腕に当てて私を庇ってくれたらしい。
その人は若干赤くなった腕を抑えながらも私のほうを勢いよく振り返る。
「大丈夫?怪我、してない?」
『わ、私は平気です!あの、ありがとうございます・・・・及川さん』
その人―――及川さんは「よかった!」というと、今度はボールを打っていた人に怒っていた。
・・・ちなみに打ってたのは木兎さんだった。どうりであの勢いなわけです・・・。
「わー!ごめん南海ちゃあああああん!」
「まったく!女の子は怪我させちゃダメだからね!特に優樹菜ちゃんに怪我なんてさせたら・・・」
「・・・・させたら?」
「・・・・・優樹菜ちゃんのとこの同級生が黙ってないだろうね」
「ひえっ」
『あ、あの・・・私は大丈夫なので!あ、及川さんは大丈夫ですか?』
「え?うん、平気!これくらいよくあることだし!」
「及川、いっつも岩泉にボール投げられてるしな!」
「君は許さないよぼっくん」
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はな(プロフ) - ゆゆさん» 嬉しい...!10年後でも待ってるよー! (2022年8月9日 20時) (レス) @page45 id: eb8cebab9c (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - はなさん» おっとフラグです!次話くらいにでてくる・・・・かも・・・・!? (2022年8月9日 20時) (レス) @page46 id: ee2abfb454 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - 赤葦の次はくにみん...?!ヤバい...各校の推しが活躍してきてる...あとは研磨!最推しまってるよ! (2022年8月9日 19時) (レス) @page45 id: eb8cebab9c (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - ゆゆさん» それな (2022年8月9日 17時) (レス) id: eb8cebab9c (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - はなさん» 赤葦くんカッコいいよね・・・・!普段笑わないから、笑ってるときの破壊力ヤバいのよ (2022年8月9日 17時) (レス) id: ee2abfb454 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆゆ | 作成日時:2022年7月3日 0時