３ ページ3
☆
『天童さんって、ブロックが得意なんですか？』
「ふっふっふ・・・マァネ！俺のブロックは�爛殴好屮蹈奪��瓩辰童討个譴討襪�らいだし！」
「正直、天童の行動は俺たち三年でも読み取りにくい」
「ゲスイしな」
「それ褒めてる？貶してる？」
「「どっちも」」
「ヒドイ！！」
ウチの男バレって強豪だから先輩後輩とかでギスギスしてるのかと思ってたけど、案外そんなことないんだ。
冗談を言い合っている目の前の人たちを見てそう思っていれば、どこからか聞き覚えのある声が響いた。
「あっ！！いた！！」
「ゲッ、及川・・・・」
それはやっぱり正解なようで、試合前に会った及川さんと、及川さんを止めに来た人。それからあと二人と合計４人の青城の人たちがズカズカとこっちにやって来る。
白布くんは思いっきり嫌な顔してるし、苦手なのかな。気持ちは分かるけど・・・。
及川さんたちは白鳥沢の三年の前で足を止める。そして先頭にいた及川さんがビシリと白鳥沢でも有名な牛島さんを指さした。
「今回は勝ちを譲ってやったけど、春高ではそうはいかないからな！」
「・・・・？優勝枠は一つだぞ」
「ホンットムカつく！！何この天然！」
『及川さんと牛島さんはライバル的なアレですか？』
「いや、多分及川が一方的」
白布くんと同じセッターで三年の瀬見さんが答えてくれた。
その表情はどこか呆れ気味だけど、どこか慣れた感じも含まっている。もしやこの光景、いつものことなのだろうか。
「それと！！なんでお前らがその子と一緒にいるわけ！？」
「その子・・・・？ああ、南海さんと白布たちが知り合いだったからな」
「及川クンさー、話聞いたけど、南海チャンに意味不明な宣戦布告してるってホント？ナンデ？」
話の方向が急に私のほうに向き、驚いていれば天童さんが「いかにも興味あります」顔で及川さんに問うた。
・・・・いや、私も気になるけど、そんな直球に訊いても大丈夫なのだろうか。
及川さんもピタリと動き止めたし、他の青城の３人もなんのことやらといった表情をしてるし。
「え、何及川。お前そんなことしてたの？」
「女子にチャラつくだけでなく宣戦布告かあ・・・」
「クズだな」
「アレ！？みんな俺の仲間だよね！？」
「「「バレーの時だけな」」」
「なんてヤツらだ！！」
あれ、思ってたよりも賑やか。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 74人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「ハイキュー」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
はな(プロフ) - ゆゆさん» 嬉しい...!10年後でも待ってるよー！ (2022年8月9日 20時) (
レス) @page45 id: eb8cebab9c (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - はなさん» おっとフラグです！次話くらいにでてくる・・・・かも・・・・！？ (2022年8月9日 20時) (レス) @page46 id: ee2abfb454 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - 赤葦の次はくにみん...?!ヤバい...各校の推しが活躍してきてる...あとは研磨！最推しまってるよ！ (2022年8月9日 19時) (レス) @page45 id: eb8cebab9c (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - ゆゆさん» それな (2022年8月9日 17時) (レス) id: eb8cebab9c (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - はなさん» 赤葦くんカッコいいよね・・・・！普段笑わないから、笑ってるときの破壊力ヤバいのよ (2022年8月9日 17時) (レス) id: ee2abfb454 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆゆ
| 作成日時：2022年7月3日 0時
