２０ ページ20
☆
「俺、西谷夕！よろしくな！」
『うん、よろしくね西谷くん』
「あ！俺も二年！田中龍之介だ！よろしくな！」
『よろしく』
「あの」
『はい・・・・・えッ！？』
後ろから呼びかけられ、返事をしながら振り向けばそこにいた人物を見て思わず驚きの声を上げる。
見覚えしかない、北川第一のセッター・・・・！？な、なんで烏野に・・・・。しかも去年、翔陽くんがボロ負けした相手。なんでここに・・・！？
「南海さんってセッターッスか？」
『い、いや・・・バレー部に入ってないからポジションはあまり決まってないけど・・・・』
「おお、影山！さっき話してたお前よりも凄いってのはこの優樹菜なんだよ！」
なんてことを話しているんだ翔陽くん。
おかげで影山・・・くん？の視線が鋭くなったような気がする。うう、怖い。
ただでさえちょっと怖いのに、そんな人に睨まれたら死んでしまう・・・・！
「あ、俺、影山って言います」
『・・・ああ、うん。知ってる。多分だけど及川さんの後輩だよね？北川第一のセッターの』
「え！？あの男バレに無頓着な優樹菜が影山を知っている・・・・！？」
『去年翔陽くんがボロ負けしてたでしょ』
「何故それを！？」
『見てたから。その試合』
「ガーーーンッ！！」
「え、てか南海さん青城の及川と知り合いか！？」
『・・・・私も北川第一だから』
「お前、前まで名前すら知らなかったって言ってたじゃんか」
『お兄ちゃん黙って』
余計なことを言いかねないお兄ちゃんを黙らせれば、お兄ちゃんはショックを受けていたけど知らない。関係ないし。
それよりも、影山くんたちは私が北川第一出身だということにとても驚いていた。もちろん、それを言っていなかった翔陽くんもだけど。
「なんで言ってくれなかったんだ！？」と翔陽くんは少し怒ってたけど、別に訊かれてなかったし・・・。直接的に、私はバレー部関係なかったし。
「なーなー優樹菜！久しぶりにトスあげてくれよ〜！」
『今日は疲れたから嫌』
「ええっ！？なんで！？」
『さっきお兄ちゃんたちと一緒に練習試合してたの』
「相手は？同じ大学生だったのか？」
『ううん、高校生だけど・・・・』
「ちなみに、及川くんのいる青城な！」
「「「・・・・えええっ！？」」」
『ちょっとお兄ちゃん・・・・』
なんで言うの。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 74人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「ハイキュー」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
はな(プロフ) - ゆゆさん» 嬉しい...!10年後でも待ってるよー！ (2022年8月9日 20時) (
レス) @page45 id: eb8cebab9c (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - はなさん» おっとフラグです！次話くらいにでてくる・・・・かも・・・・！？ (2022年8月9日 20時) (レス) @page46 id: ee2abfb454 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - 赤葦の次はくにみん...?!ヤバい...各校の推しが活躍してきてる...あとは研磨！最推しまってるよ！ (2022年8月9日 19時) (レス) @page45 id: eb8cebab9c (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - ゆゆさん» それな (2022年8月9日 17時) (レス) id: eb8cebab9c (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - はなさん» 赤葦くんカッコいいよね・・・・！普段笑わないから、笑ってるときの破壊力ヤバいのよ (2022年8月9日 17時) (レス) id: ee2abfb454 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆゆ
| 作成日時：2022年7月3日 0時
