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☆
「それはそうと、優樹菜。少しお願いがあるんだけど・・・・」
『イヤ』
「リベロ今日いないんだよね。ってことで入ってよ。いい？ありがとう！」
『何一人で会話してんだ』
詳しく訊けば、リベロの人が昨日ケガして来れないのだという。
インターハイ予選までには治るらしいから今は休養中とのこと。
だが今日は練習試合に入ってるし、どうせならリベロのいる状態で公式戦ルールにのっとりたいと。
・・・・・まあ、男バレとの体育館も別だし。
これくらいなら・・・
『・・・・一試合だけね』
「きゃー！やった、ありがとう優樹菜！」
「東京二位のリベロと試合できるなんて・・・！天都優樹菜さん！本当にありがとう！」
「私のジャージ、予備あるから貸すね！着替えたら体育館まで来て〜！」
『はーい』
てか今知った。ちせの学校梟谷なんだけど。
どおりでユニが白基調なワケだ。ちゃっちゃと着替えて体育館行こ。
私は校門に向いていた足を更衣室に向け、小走りに走りだした。
「・・・・・へー、東京二位ね」
誰かが聞いてたなんて、そんなこと思ってもいなかったその時の私をぶん殴りたい。
☆
体育館に行けば、ちせが笑顔で突進してきた。
「あ、来たー！！」
「え、天都さんじゃん。なんで梟谷の服着てんの！？」
「ホントだー。え、マジでなんで？」
同じクラスの女バレの子が私に驚いて訊いてきて簡単に説明すればそりゃもう驚かれた。
だって、バレーやってたことは言っても、二位のことは言ってなかったから。
彼女たちはそんな私の参加を聞いて「絶対倒す！！」とめっちゃ燃えてた。
頑張りたまえ。
「むぅ・・・・優樹菜ばっかり目つけられてる」
『大丈夫だって。私がどんなボールでもあげてあげるし、トスも上げれる。中学同様、セッター乱れたら私のセットアップね』
「その時は私に上げてね！」
『時と場合による』
「ええ〜！！」
チラリと音駒のバレー部を見れば、戦う気満々でストレッチしてる。
どうやら私の話で盛り上がってるらしいが・・・・・。
『・・・・・私的には、ちせのほうが怖いんだけどなあ』
「・・・・・優樹菜のセットアップで点を落としたことなんて、一度もないしね」
☆
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ゆゆ(プロフ) - 林檎さん» なんてことだ・・・！ありがとうございます！あとから訂正します！ (2022年8月7日 14時) (
レス) id: ee2abfb454 (このIDを非表示/違反報告)
林檎 - 29話ブロックがブラックになってますよ (2022年8月5日 10時) (レス) @page29 id: eb220bc671 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - Ruka&Rikoさん» ええっ！それはよかったです・・・！わざわざコメントありがとうございます！！ (2022年3月22日 17時) (レス) id: ee2abfb454 (このIDを非表示/違反報告)
Ruka&Riko - いや、ちょ、待って！好きな種類なんですが...!?うわぁ〜イベント参加マジでありがとうございます！ (2022年3月22日 13時) (レス) @page46 id: 840140337c (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - Koma?さん» え、喜んで！(笑)いつも読んでくださりありがとうございます！テンション高めな辛口天っちゃんをどうぞお楽しみください！ (2022年1月31日 18時) (レス) id: 43298fbcb4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆ
| 作成日時：2022年1月18日 21時
