関わり頑固拒否です！

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結局体育館まで連れてこられた私は、下にいたら流れ玉が危ないということで２回から見学することに。

それを機に帰ろうとしたら



「そっか・・・まあ、無理矢理はよくないもんな」


と、夜久さんが悲しい顔をしたので負けました。

そう、これは見学だ。見学だからマネージャーじゃない。


いい加減な言い訳をつけながらボンヤリと部員たちがアップをとるのを見ていれば、体育館のドアが凄い勢いで開け放たれた。




「ヘイヘイヘーイ！！俺、参上ッ！！！」




おい。




「来たか。梟谷！」

「「「ッシャース！！」」」




『・・・・死んだ』




やって来たのは梟谷学園のバレー部。

木兎さん率いる強豪だ。



神とはひどいものである。


何故私が嫌がる事ばかりをしてくるんだ。

新たないじめ？




「今日こそ、俺たち音駒が勝つからな！」

「はっはっはっ！おう、やってみろ！」

「ああ、やってやるよ。なんてったって今日は________」





可愛い可愛い見学者がいるからな！





『・・・・・・・』




私の方をドヤ顔で指差す黒尾さん。

やっぱり殴らせてください。梟谷からの視線半端ないんで。




「音駒、マネージャー入ったんですか？」

「ううん、クロたちが引き連れて来ただけ。あの人には申し訳ないけど・・・」



なんかセッター組が言ってるけどさ研磨くん。そう思うなら助けてよ。


そう思っていればどこからか視線を感じてその方向を向けば。






「っぁあああああああ！？」



目が合った木兎さんが私を見て大声で叫んだ。

いや、何事だよ。

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