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優樹菜の面倒を見るのが当たり前だった。
夜を怖がっていた出会って間もない時からずっと。
自分の妹のような存在だった。
だけど、きっとそれはいつの間にか終わってしまっていたんだ。
それにしがみついていたのは甘露寺だけ。
雄英に入ってから、いろいろなことが巡り巡って・・・・強くなっていった。
体育祭で一位を勝ち取って、どこに行っても人気者で、優しくて。
そして偶に煽り癖があるのもギャップがあって可愛らしい。
「・・・・甘露寺」
「伊黒さん・・・・大丈夫です。・・・・・・私だけだったんです。優樹菜ちゃんのことを分かってあげていなかったのは」
空高く、上弦の零 氷雅の首が舞い上がった。
そんな様子を見ていた甘露寺は、一筋の涙を流して笑っていた。
伊黒も、他の隊士も笑っていた。
時代を超えて＿＿＿＿＿＿＿長年に渡った戦いが、今ここで決着がついたのだと。
今度こそ鬼の居ない世界を作れたのだと。
「優樹菜ちゃん、お疲れ様・・・・・！」
『甘露寺さんも、お疲れ様です・・・・・・・本当に・・・・・・生きていてくれて、ありがとうございます・・・・・！！！』
優樹菜を抱きしめて地面に座った甘露寺。
そんな二人を囲うかのように他の隊士や雄英生も動き出した。
「うわああああああん！！！優樹菜ちゃああああああん！！！」
「華城さん！！本当・・・・お疲れ様！！」
「私、今すぐに包帯などを創りますわ！！」
「なら配るのは私達がするよ！」
「そうだね、ウチも手伝う」
『・・・・・・ありがとう・・・・！』
今はもう戻った、いつもの優しい蒼い瞳。
今まで誰かの前で流したことのなかった涙を＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
優樹菜は多くを流した。
彼女の扱う「雫」のように。
澄んだ綺麗な雫が、彼女の頬を伝った。
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ゆゆ(プロフ) - nekonatsu6さん» うわぁ〜そう言ってもらえて嬉しい(*^^*)最後まで読んでくださりありがとうございました！ (2022年1月25日 17時) (
レス) @page18 id: 79c4dd70dd (このIDを非表示/違反報告)
nekonatsu6(プロフ) - めっちゃ面白いしうわぁ〜｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡泣ける！一気に読んじゃいました！ (2022年1月25日 16時) (レス) @page18 id: d11df75cc6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - まかだみあさん» 最近更新できてないので、テスト終わったら更新頻度ヤバイかもです笑これからもよろしくお願いします！ (2021年12月6日 20時) (レス) id: 79c4dd70dd (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - Sari0125さん» 楽しみにしといてくださると嬉しいです！いつもありがとうございます！ (2021年12月6日 20時) (レス) id: 79c4dd70dd (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 掛け持ち魔ﾁｮｺﾐﾙｸ ﾁｮｺﾐﾝﾄ味 2号さん» ありがとうございます！テストも後半戦！頑張ってきます！ (2021年12月6日 20時) (レス) id: 79c4dd70dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆ
| 作成日時：2021年11月21日 0時
