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「えー、今日のヒーロー基礎学だが、いつもとはちょっと違う。お前らも気になっていることが多いだろう。
＿＿＿＿＿＿＿鬼殺隊と鬼についてだ」
担任である相澤の言葉に、教室内はどよめいた。
優樹菜の余命を知ってから気になっていても聞けなかったことが山ほどあったから。
「って言っても、教えるのは俺じゃなくて華城だがな。頼めるか？」
『もちろんです。お任せください』
自信たっぷりにそう言った優樹菜に、相澤は頷いた。
カツン、と靴を鳴らしながら羽織とスカートを揺らし、相澤の隣に立った人物＿＿＿＿＿＿＿優樹菜はふっと微笑んだ。
『＿＿＿＿＿それでは、始めましょうか』
☆
「・・・・・どういうことだ」
「そのままの意味だ。鬼舞辻無惨が死んだ以上、お前らと慣れ合うつもりなどない」
ヴィラン連合、死柄木弔とその仲間と向き合うのは現在鬼の中でトップを誇る上弦の零と、以下十二鬼月。
暗く汚れた建物の中で、今まで友好関係を築いてきていた両者はとうとう対立した。
つまり、鬼殺隊が予想していた通り、鬼側はヴィランのことを仲間だと微塵も思っていなかったのだ。
唐突なことについていけず、トガはむっと眉を潜めた。
「それは勝手です！今までせっかく仲良くできてたと思ってたのに、あれは嘘だったんですか！」
「少なくとも仲良くしていたつもりはない。まぁ・・・もう居ないが、童磨はお前に良くしていたがな」
「なんですかそれ」
「・・・・・つまりは、俺達と敵対するってことだな」
「そういうことだ」
ヴィラン連合は現在、別件で動いている。
それを見かねてこのタイミングだ。
「俺たちは鬼殺隊を殺し、そして最終的にはお前らも殺す。そしてあの華城優樹菜を俺達の仲間とする」
「何故、そこまで華城に執着する？」
「・・・・・簡単な話だ。アイツが」
アイツが一番、
「最恐、ですか？確かに優樹菜ちゃんは体育祭優勝者ですけど・・・・」
「アイツは、他の誰も持っていない力を秘めている。一人で童磨を殺せたのもそのせいだ」
「おい、俺にはその力が分からん。早く教えろ上弦の零！」
上弦の参＿＿＿＿＿かつて、炎柱である煉獄杏寿郎を殺し、水柱の冨岡義勇と竈門炭治郎に滅された鬼、猗窩座が文句を言う。
だが、それに上弦の零は首を振った。
「まだだ。まだ、言うべきではない」と。
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ゆゆ(プロフ) - ミントミアさん» お久しぶりです！いつもありがとうございます！最終章、熱い展開を頑張って表現するので読んでくださったら嬉しいです！！ (2021年11月21日 0時) (
レス) id: 43298fbcb4 (このIDを非表示/違反報告)
ミントミア - 最後の所の優樹菜さんとってもカッコ良かったです！お久しぶりです。最近コメント出来てなくて本当にすみません(> <)ゆゆさん本当に凄いですね！最終章・・・もう凄くワクワクしてます！更新頑張ってください！長文で本当に申し訳ございません！ (2021年11月20日 23時) (レス) @page29 id: dd9b1ad833 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 初コメありがとうございます！！勉強・・・お互い大変ですね汗 読んでくださってありがとうございます！！ (2021年11月20日 23時) (レス) id: 43298fbcb4 (このIDを非表示/違反報告)
おしるこ(プロフ) - 初めてコメントさせてもらいます。今までのお話すごく面白かったです！テスト勉強の合間などに読ませてもらっていました。最終章ということで寂しくなりますが、これからも頑張ってください！長文失礼しました。 (2021年11月20日 20時) (レス) @page29 id: 1e39618c8a (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 白狐さん» お久しぶりです！ホントいつも嬉しいコメントありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2021年11月20日 14時) (レス) id: 79c4dd70dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆ
| 作成日時：2021年11月8日 23時
