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大事なのはそこじゃない。話の別内容だ。

その友人の言葉で思い出したが、きっと今の状況はその友達と一緒に観に行った、コナンの劇場版____ハロウィンの花嫁だろう。どーりで既視感満載なわけだ。にわかすぎて今の今まで気づかなかった。



正直、転生して15年経過した今、あまり話の内容は覚えていないが。事が過ぎ去った後に「ああ〜、なんかあったなあ」みたいな感じだ。

それにしても、と優樹菜は思わず頭を抱えた。



『ちょっと待て・・・?もし本当に今の状況が劇場版なら、確実にヤバそうな事件起こるよね・・・?どっかで爆発はする。確実に。今日のあの爆破じゃなくて、もっと凄まじい何かが起こる』



だって、コナンの映画に爆発は付き物でしょ。


_______優樹菜はそんな絶望を抱えながら、静かに夜を過ごしたのであった。













「銃声?」

「ああ。松田から聞かなかったのか?」




その一方で、コナンは公安が所有する地下シェルターに来ていた。そこには透明なガラスで覆われた一室があり、その中にはある組織に潜入し、安室透という偽名を持っている____公安警察の降谷零がいた。

その首元には派手な二色の液体が入った首輪型爆弾が付けられている。



ガラス越しに事件のことを話していた二人。伊達が佐藤達に言ったことと同じことを降谷から聞いたコナンは首を傾げる。



「でも、怪我人とかはいなかったんだよね?」

「そうなんだ。結局、何のための発砲かはわかっていなかった」

「・・・・いなかった(・・・・・)?ということは、今はわかっているの?」

「そのことについてまず、君に訊きたいことがあるんだ」



降谷から発せられたその言葉に、コナンは思わず目を見開いた。





「君は______成瀬優樹菜という人物を知っているか?」

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ゆゆ(プロフ) - yumさん» 初コメありがとうございます〜!最近忙しくって更新できていませんでしたが、今日は頑張って更新させて頂きます! (2023年4月17日 20時) (レス) id: ee2abfb454 (このIDを非表示/違反報告)
yum - 初コメ失礼します!この作品めちゃくちゃ面白いです!更新頑張って下さい🙌応援してます📢 ̖́-‬ (2023年4月12日 19時) (レス) @page7 id: 078a32e2da (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 花音さん» 初めまして!そう言っていただけて嬉しい(*^-^*)♡ありがとうございます! (2023年3月21日 17時) (レス) id: ee2abfb454 (このIDを非表示/違反報告)
花音(プロフ) - 初めまして♪凄く面白かったです( ≧∀≦)ノ続きがとても気になります( ;`Д´)これからも応援してます(^○^) (2023年3月20日 11時) (レス) @page7 id: c9954f1e86 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆゆ | 作成日時:2023年3月18日 23時

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