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『え、結婚式場の見学?』

「ああ。村中さんとクリスティーヌさんがそう言ってくれてな。蘭がそれなら優樹菜も一緒にって」

『へえ・・・それなら、お言葉に甘えさせていただこうかな。きっと、綺麗なところなんだろうね!』



小五郎の見舞いに行き、容態を教えるためにコナンが優樹菜に電話をかけてきた。未だ目を覚まさないという小五郎を心配しながらも、気晴らしにとその提案をありがたく受け入れることにしたのだ。

自分の部屋のベッドに腰かけながらスマホを耳に当てていた優樹菜はふっと何か嫌な感じが横切ったような気がした。靄がかかったようで、よくわからない。だけど・・・。



村中とクリスティーヌさんはハロウィンに結婚式を挙げるらしく、その護衛を目暮達が担当するらしかった。

コナンいわく、二人はかなりベタベタのベタに仲良しらしい。大変好ましいことだ。



『事件の捜査は?進んでるの?』

「いや・・・正直まだ全然だ」

『・・・・・・そう。無茶はしないようにね』

「わーってるよ。・・・・悪い、ちょっと切るわ」

『はーい』



きっと、またなんかあったんだろうなあと察しつつ、優樹菜は通話を終えた。既に空は暗くなりつつある。

スマホをベッドに放り投げ、イスの背にかけていた上着を羽織った優樹菜は、自分の部屋から通じるベランダにへと出た。




『う〜ん・・・・なんだっけなあ。なぁんか引っかかるんだけど・・・・・』



うんうんと冷たい風に当たりながら考える。

すると、かつての友人(コナンオタク)の声が蘇った。





_______「いや、マジで最高だかんね?ハロ嫁は観たほうがいい。死ぬ前に千回は観たほうがいい。ということで今から観に行こう!警察学校組が出てくるハロ嫁を!!」



・・・・・。



_______「いやあ!あれは良かったねえ。ヒロがね、ゼロを守るためにプラーミャを撃つんだよ!!なんだよ尊いかよ!我を殺す気か!?」



・・・・・あ〜・・・・。



_______「でもね、あれもいいんだよ。ゼロがね、首に爆弾つけられんのっ!!マジ萌えだわ」



・・・・・・・。


・・・・・。





『なんで人が爆弾つけられてるところが萌えんの?いや、絶対あの子頭おかしいって・・・』




いや違う。そんなことはどうでもいいんだよ。

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ゆゆ(プロフ) - yumさん» 初コメありがとうございます〜!最近忙しくって更新できていませんでしたが、今日は頑張って更新させて頂きます! (2023年4月17日 20時) (レス) id: ee2abfb454 (このIDを非表示/違反報告)
yum - 初コメ失礼します!この作品めちゃくちゃ面白いです!更新頑張って下さい🙌応援してます📢 ̖́-‬ (2023年4月12日 19時) (レス) @page7 id: 078a32e2da (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 花音さん» 初めまして!そう言っていただけて嬉しい(*^-^*)♡ありがとうございます! (2023年3月21日 17時) (レス) id: ee2abfb454 (このIDを非表示/違反報告)
花音(プロフ) - 初めまして♪凄く面白かったです( ≧∀≦)ノ続きがとても気になります( ;`Д´)これからも応援してます(^○^) (2023年3月20日 11時) (レス) @page7 id: c9954f1e86 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆゆ | 作成日時:2023年3月18日 23時

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