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☆
そんな事件が起こり、そのまま図書館に行くのもその気が失せてしまった。その日はそのまま家に帰ることに。家のテレビで流れていたニュースが、丁度先程の事件について報道していた。
台所に立っていた母親も「物騒ね」と嫌な顔をしていた。ちなみに、この現場に優樹菜がいたことは敢えて言わない。余計な心配はかけたくないし、何より・・・・・。
「そういえば、丁度これくらいの時期じゃなかった？三年前、優樹菜が大怪我して帰って来た日。その傷・・・・残ってるんでしょ？大丈夫？」
『そこまで目立つ傷でもないし、平気だよ。お母さんは心配性だなあ』
「そりゃあ心配するわよ。自分の大事な娘なのに・・・。まったく、あなたはいつも危険に遭遇してばかりだから・・・」
『なんかごめん』
少し愚痴るように言う母親に申し訳なさを感じてしまった。実際、優樹菜は何かと巻き込まれやすい。・・・・三年前も、その一部だ。
三年前の１１月６日。怪我をして家に帰って来た優樹菜のその姿に母親は絶叫していた。その日はもう時間がなくて仕方がなかったが、次の日に病院に行って治療。幸い、傷は深くなかったが痕が残るとのことだった。
で、その時偶然座っていた椅子の下で爆弾を発見。しかも、警察側にあてられていた爆破予告の爆弾だったらしく、二個あったうちの一つがこれだったそうだ。
更に言うならば、この爆弾の場所は不明だったらしい。一つ目の爆弾が爆発三秒前にヒントが示される、とか言われていたらしいが、優樹菜が見つけてしまったので意味はなかった。
＿＿＿＿＿が、この偶然のおかげで一人の刑事の命が救われていたことも優樹菜は知らない。
「あの時の怪我、優樹菜ったら何も教えてくれなかったじゃない」
『物が飛んできて、ぶつかって切れちゃったってだけだよ。その時は混乱で事情を説明できなかっただけで』
・・・・・・本当に、それならどれだけよかったか。
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ゆゆ(プロフ) - yumさん» 初コメありがとうございます〜！最近忙しくって更新できていませんでしたが、今日は頑張って更新させて頂きます！ (2023年4月17日 20時) (
レス) id: ee2abfb454 (このIDを非表示/違反報告)
yum - 初コメ失礼します！この作品めちゃくちゃ面白いです！更新頑張って下さい🙌応援してます📢 ̖́- (2023年4月12日 19時) (レス) @page7 id: 078a32e2da (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 花音さん» 初めまして！そう言っていただけて嬉しい(*^-^*)♡ありがとうございます！ (2023年3月21日 17時) (レス) id: ee2abfb454 (このIDを非表示/違反報告)
花音(プロフ) - 初めまして♪凄く面白かったです( ≧∀≦)ノ続きがとても気になります( ;｀Д´)これからも応援してます(^○^) (2023年3月20日 11時) (レス) @page7 id: c9954f1e86 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆ
| 作成日時：2023年3月18日 23時
