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「ちょっと松田君！」
「・・・？」
佐藤に名前を呼ばれ、近寄っていく松田。それを見送り、優樹菜は灰原のところに向かった。大丈夫？と声をかければ「平気よ」と中々凛々しい言葉を言われた。
強い。小学生が強すぎる。こっちが年上なのになんか情けなくなってくる。
二人でコナンのほうを見れば、何かわかったのか騒がしくなっていた。いつもは面倒そうにしている松田も真剣そのもの。コナンもなにやら考え込んでいるようだ。
「松田君、何か思い当たることはないか？」
「んなこった言われても・・・・あ、そういえば、三年前にロシア人に名刺を渡したような・・・」
「それよ！その時、何かなかったの？」
「三年前の１１月６日。その日、爆弾騒ぎがあっただろ。その時の建物にいたんだよ。咄嗟に名刺を渡して逃がして、それっきりだったがな」
＿＿＿＿＿＿＿三年前の１１月６日？
その数字が、やけに引っかかった。・・・いや、思い出したくなかった、と言うべきか。怪訝な顔をしている優樹菜に気づき、灰原が声をかける。しかし優樹菜は「なんでもないよ？」とそのまま話を濁した。
思い出したくもない、三年前のあの日。表ではガス漏れ事件と言われていたあの日。
優樹菜が感じた、「死に際」の瞬間だった日。
その日、優樹菜はその建物付近にいたのだ。そして＿＿＿＿＿その犯人を知っている。
『いや、まさか・・・・・ね』
銃を持っていたペストマスクの人物を思い出し、優樹菜はその記憶を奥にへと追いやったのであった。
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ゆゆ(プロフ) - yumさん» 初コメありがとうございます〜！最近忙しくって更新できていませんでしたが、今日は頑張って更新させて頂きます！ (2023年4月17日 20時) (
レス) id: ee2abfb454 (このIDを非表示/違反報告)
yum - 初コメ失礼します！この作品めちゃくちゃ面白いです！更新頑張って下さい🙌応援してます📢 ̖́- (2023年4月12日 19時) (レス) @page7 id: 078a32e2da (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 花音さん» 初めまして！そう言っていただけて嬉しい(*^-^*)♡ありがとうございます！ (2023年3月21日 17時) (レス) id: ee2abfb454 (このIDを非表示/違反報告)
花音(プロフ) - 初めまして♪凄く面白かったです( ≧∀≦)ノ続きがとても気になります( ;｀Д´)これからも応援してます(^○^) (2023年3月20日 11時) (レス) @page7 id: c9954f1e86 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆ
| 作成日時：2023年3月18日 23時
