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灰原が去ろうとした時、外国人男性が持っていたタブレットがつんざくような音を鳴らした。それに思わず立ち止まり、灰原は振り返る。____途端。


大きな爆風を起こし、タブレットが爆発した。その勢いで灰原は吹き飛ばされ、車道に落ちる。車が向かってきたところを、なんとか小五郎が抱きかかえて避けるが、その先からは別の車が迫っていた。

・・・・・何かがぶつかる音と共に、車は停止した。


咄嗟にコナンは駆け寄り、蘭に救急車を呼ぶようにいる。その際に火のついた紙が植え込みに落ち、火をつける。

それに気づいた優樹菜が持っていたペットボトルの水で消火をした。そして爆発したほうを見ると、先程の男性が炎に包まれていた。騒ぎに気づいた警官が火を消そうとするが、火の勢いが強くて近寄れない状態だ。


そしてその男性は_____謎の焼死で命を落とした。




救急車が小五郎を運んで行き、蘭もそれに乗って病院へと向かっていた。

亡くなった男性を目の前で会話していた灰原は佐藤から事情聴取を受けている。そこでコナンが近寄り、何を会話していたか訊く。「ああ」と灰原は思い返すように頷いた。


「『ありがとう、拾ってくれて。ある人に伝えたいとても大事なメモなんだ』って、ロシア語で言ってたわ」

『(最近の小学生ってロシア語話すの・・・・?)』



その会話を聞いてしまった優樹菜は思わず表情を引き攣らせた。怖い。最近の小学生が優秀過ぎて怖い。

勿論、佐藤も驚いたらしい。灰原も曖昧に返事を返していたが・・・最早、感嘆の息しか出ない。


「お前もあのガキと一緒でよく事件に遭遇するよな」

『・・・・そうですかね』

「揃ってなんだ。死神か何かか?」

『冗談でもやめてくださいよ松田刑事』



いつの間にか傍にいた松田に苦々しく返事をしながら、優樹菜は一瞬記憶の中の何かが渦巻いた気がした。・・・・なんか、この状況を、この事件を知っていた気がしたからだ。

だがこの世界には詳しくない。よって気のせいだ。


勝手に悩んで勝手に結論付けていれば、遺体を見ていた目暮警部に近寄ったコナンが声を上げていた。

どうやら、被害者のポケットの中に何かがあったらしい。そして、それを見た目暮とコナンは目を見開いて驚いた。事情聴取を終えた佐藤と高木もそれを見ると、驚きの声を上げていた。









友だちからのリクエストの再更新。今回は文が滅茶苦茶にならないように頑張るね・・・・。

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ゆゆ(プロフ) - yumさん» 初コメありがとうございます〜!最近忙しくって更新できていませんでしたが、今日は頑張って更新させて頂きます! (2023年4月17日 20時) (レス) id: ee2abfb454 (このIDを非表示/違反報告)
yum - 初コメ失礼します!この作品めちゃくちゃ面白いです!更新頑張って下さい🙌応援してます📢 ̖́-‬ (2023年4月12日 19時) (レス) @page7 id: 078a32e2da (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 花音さん» 初めまして!そう言っていただけて嬉しい(*^-^*)♡ありがとうございます! (2023年3月21日 17時) (レス) id: ee2abfb454 (このIDを非表示/違反報告)
花音(プロフ) - 初めまして♪凄く面白かったです( ≧∀≦)ノ続きがとても気になります( ;`Д´)これからも応援してます(^○^) (2023年3月20日 11時) (レス) @page7 id: c9954f1e86 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆゆ | 作成日時:2023年3月18日 23時

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