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「交通事故?」



エレニカは口元に弧を描いた。


「三年前、日本の刑事に銃で撃たれたせいで、右肩が上がらないんだろう?なあ、クリスティーヌ・リシャール。いや_____プラーミャ!!」

「・・・・わ、私が犯人・・・・?」


怯えた様子のクリスティーヌに、村中は怒ろうとする。しかし、それを遮るようにしてドミトリーが何かを投げ渡した。金属探知機だ。

話は急展開する。



エレニカの言葉と、控室で佐藤と会話をしたときのこと。それらから不自然さが出てくるからだ。

村中は怒った。そんな理不尽に、そして味方であるはずの刑事達にも裏切られたような気がして。



「すまないクリスティーヌ。せっかくの晴れ舞台が______」







______空気が、変化した。



「クククク・・・・私としたことが、最後にやってしまったな」

「クリスティーヌ?何を言って・・・・」



クリスティーヌに手を伸ばす村中。しかし、その手はすぐに払いのけられた。

全員、唖然としてクリスティーヌを。・・・否。プラーミャを見ていた。



「ああ、うるさいうるさい!まったく、うるさいハエのような奴らだなお前らは!!」




本性を現した彼女に、佐藤が手錠を持って飛び出した。しかし、それをプラーミャはひらりと舞うようにかわした。

ウェディングドレスの中からワイヤー銃を天井に向けて撃ち、ドレスを脱いだ彼女の体が一気に上昇する。エレニカが発砲するが、プラーミャは通路に入って行ってしまった。


「柱に隠れて!攻撃が来るよ!」



コナンがロシア語で叫べば、グリゴーリーはコナンを床におろしてエレニカ達と共に走り出す。その様子を見た高木は思わず困惑する。

しかしコナンに急かされ、指示に従うのであった。



クリスティーヌは隠していたマシンガンを手にし、会場内で連射した。


呆然としていた村中は目暮によって助けられ、コナンも柱の陰に隠れる。

エレニカに時間をかせぐようお願いしたコナンは出入口から外に出た。そこには公安刑事が幾数人いたが、事情を説明するよりも早く銃弾が降り注いだ。


「他の出入り口から行くぞ!」

彼らは廊下を駆け抜けていく。しかし、コナンは別の場所へと走り出した。



向かう先は______プラーミャの元。











もう少しで完結・・・*

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ゆゆ(プロフ) - yumさん» 初コメありがとうございます〜!最近忙しくって更新できていませんでしたが、今日は頑張って更新させて頂きます! (2023年4月17日 20時) (レス) id: ee2abfb454 (このIDを非表示/違反報告)
yum - 初コメ失礼します!この作品めちゃくちゃ面白いです!更新頑張って下さい🙌応援してます📢 ̖́-‬ (2023年4月12日 19時) (レス) @page7 id: 078a32e2da (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 花音さん» 初めまして!そう言っていただけて嬉しい(*^-^*)♡ありがとうございます! (2023年3月21日 17時) (レス) id: ee2abfb454 (このIDを非表示/違反報告)
花音(プロフ) - 初めまして♪凄く面白かったです( ≧∀≦)ノ続きがとても気になります( ;`Д´)これからも応援してます(^○^) (2023年3月20日 11時) (レス) @page7 id: c9954f1e86 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆゆ | 作成日時:2023年3月18日 23時

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