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☆
＿＿＿＿＿結婚式が開始された。
参列席には誰もいない。だが、会場内には刑事が隠れていた。参列席の柱の陰。祭壇の柱の陰。神父に変装した白鳥刑事。祭壇の前まできた村中とクリスティーヌ。讃美歌を斉唱し、式は順調に進んでいく。誓いの言葉もし、指輪の交換の時まできた。
神父が差し出したリングを受け取った村中は、クリスティーヌの手を取った。
指輪が、薬指にはめられようとした瞬間。
「おい、どうした！？」
急遽、会場内に目暮の声が響き渡った。指輪交換をしようとしていた二人も動きを止める。目暮は持っていた無線に呼び掛けていた。警備室からの連絡だったのだが、電波障害を受けているのか聞き取れない。砂嵐のような音だけが届いた。
同時、チャペルの扉が勢いよく開かれた。
入ってきたのはエレニカとドミトリー。それに素早く反応して刑事達が姿を現わした。高木と佐藤も村中達の前に飛び出す。
しかし、次に入って来た人物を見て目を疑った。
「動くな！子供の頭が吹き飛ぶぞ！」
「コナン君！」
入ってきたのは、コナンの頭に拳銃をあてたグリーゴーリーだった。
そして、エレニカは銃を捨てるように促す。佐藤達は悔しそうにしながらも、銃を手から落とした。
「こんなことをして、どういうつもりだ？」
「プラーミャの正体がわかった」
「なんだって！？」
「手前二人、そこをどけ」
村中とクリスティーヌを守るようにして立っていた佐藤と高木が脇へと寄る。さらにエレニカは、目暮に扉を閉めて鍵をかけるように指示をした。
「＿＿＿＿＿＿両手を上げろ。プラーミャ」
エレニカの向ける銃口は、しっかりと村中を捕えていた。
まさかの展開に、全員が目を剥く。
「なっ・・・・！」
「何を言っている！彼は狙われている身だぞ！」
「あ・・・・あなたが犯人？」
「ち、違う！なんで私が自分自身に脅迫を」
「動くな！！」
戸惑いを見せるクリスティーヌ。混乱している室内。
それを断頭するかのようなエレニカの声が響いた。
「新郎新婦二人共だ。早く両手を上げるんだ」
村中はそれに従い、ゆっくりと手を上げる。しかし、クリスティーヌは俯いたままで動かない。
「どうした花嫁。お前も両手を上げるんだ」
「待ってくれ！彼女は三年前に負った交通事故の後遺症で右肩が上がらないんだ！」
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ゆゆ(プロフ) - yumさん» 初コメありがとうございます〜！最近忙しくって更新できていませんでしたが、今日は頑張って更新させて頂きます！ (2023年4月17日 20時) (
レス) id: ee2abfb454 (このIDを非表示/違反報告)
yum - 初コメ失礼します！この作品めちゃくちゃ面白いです！更新頑張って下さい🙌応援してます📢 ̖́- (2023年4月12日 19時) (レス) @page7 id: 078a32e2da (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 花音さん» 初めまして！そう言っていただけて嬉しい(*^-^*)♡ありがとうございます！ (2023年3月21日 17時) (レス) id: ee2abfb454 (このIDを非表示/違反報告)
花音(プロフ) - 初めまして♪凄く面白かったです( ≧∀≦)ノ続きがとても気になります( ;｀Д´)これからも応援してます(^○^) (2023年3月20日 11時) (レス) @page7 id: c9954f1e86 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆ
| 作成日時：2023年3月18日 23時
