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・
結愛と一緒に店を見て回っていた優樹菜は、ふと空を見上げた。
どうしたの、と結愛が問うと、彼女は少し眉を潜める。
『なんか・・・』
「なんか？」
『数分後、ここで爆発騒ぎでも起きそう』
「へえ・・・・え？」
自分の真上にある、通りに流れ続く桃色のランタンの飾り。奥のほうの通りでは、青色のランタンが続いていた。
・・・・つい最近、この二色を見たような気がするのだが。
一連の事件はまだ終わっていない。優樹菜はカラになったプラスチックボトルをゴミ箱に捨てると、結愛の名を呼ぶ。結愛は突拍子もない優樹菜の発言に困惑しているようだった。
まあ、仕方がないと思うが。
『この前の爆弾騒ぎ・・・あの場に私もいたんだけど、このランタンの色が二色ともその爆弾に使われていた液体の色にそっくりなんだよね』
「それって、まだ犯人がわかってないってやつ・・・？も、もしかして・・・」
『確信は持てないけど、確率は高いと思うよ。だって、ランタンって普通はオレンジでしょ？ピンクと青って・・・タイミングが良すぎじゃない？』
「・・・・・・流石だね」
『うん？』
小さく呟かれたその言葉は優樹菜には聞こえなかった。周りがお祭り騒ぎで聞こえにくかったのだろう。
結愛は小さく笑みを浮かべる。
「＿＿＿＿＿＿ううん、なんでもないよ！」
その場にサイレンが鳴り響くのと、結愛が笑顔で告げたタイミングは同時だった。
☆
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ゆゆ(プロフ) - yumさん» 初コメありがとうございます〜！最近忙しくって更新できていませんでしたが、今日は頑張って更新させて頂きます！ (2023年4月17日 20時) (
レス) id: ee2abfb454 (このIDを非表示/違反報告)
yum - 初コメ失礼します！この作品めちゃくちゃ面白いです！更新頑張って下さい🙌応援してます📢 ̖́- (2023年4月12日 19時) (レス) @page7 id: 078a32e2da (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 花音さん» 初めまして！そう言っていただけて嬉しい(*^-^*)♡ありがとうございます！ (2023年3月21日 17時) (レス) id: ee2abfb454 (このIDを非表示/違反報告)
花音(プロフ) - 初めまして♪凄く面白かったです( ≧∀≦)ノ続きがとても気になります( ;｀Д´)これからも応援してます(^○^) (2023年3月20日 11時) (レス) @page7 id: c9954f1e86 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆ
| 作成日時：2023年3月18日 23時
