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☆
＿＿＿＿＿十月三十一日 ハロウィン当日。
ハロウィン当日の渋谷はと言うと、仮装をした人々で賑わっていた。その中には警備員＿＿＿の姿をした刑事達が幾人も立っている。彼らは道中にくまなく視線を彷徨わせていた。
その人混みの中を、髪を一つに束ね、秋色のワンピースを靡かせながら駆ける少女がいた。その少女は息を切らしながら、視線の先で見つけた黒髪の少女に声をかける。
「優樹菜ちゃんっ！」
『あ』
声をかけられた少女＿＿＿＿優樹菜は見ていたスマホから視線をあげ、彼女を見た。彼女は以前に公園でも会った、クラスメイトの女子だ。名を
明るい性格の少女で、男女問わずして人気の・・・いわゆる、美少女だ。
「ごめんね、待った？」
『ううん、私も今来たところだよ。それにしても、どうして今日は私を誘ったの？他の子でもよかったんじゃ・・・』
「えへへ、優樹菜ちゃんって控えめな性格してるのに、怒ると豹変するじゃん？それ見た時からもっと話したいって思ったんだよね！それに美人だし」
『それは誉めてるの？』
結愛はクスクスと笑いながら、優樹菜の手をとった。
明るい性格の結愛と、ギャップなところがある優樹菜。二人とも別の意味で美人であり、そして、気の合う仲なのである。
優樹菜と話し始めたのは今年からだ。でも、結愛は中学一年生のことから彼女を知っていた。
今でも見間違いだったかも、とは思ったりする。だけど、そうではないんじゃないかって・・・・いつもそう思っている。
とある日の夜。部活帰りだったあの日。たまたま道ですれ違ったあの時。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿宝石のような、吸い込まれるかのような彼女の瞳が、脳裏に焼き付いて離れなかった。
「優樹菜ちゃん」
『ん？』
「＿＿＿＿＿＿＿＿楽しいね！」
結愛はそう言って、明るく笑ったのだった。
・
＿＿＿＿＿＿＿こうして、ハロウィンの夜がやって来る。
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ゆゆ(プロフ) - yumさん» 初コメありがとうございます〜！最近忙しくって更新できていませんでしたが、今日は頑張って更新させて頂きます！ (2023年4月17日 20時) (
レス) id: ee2abfb454 (このIDを非表示/違反報告)
yum - 初コメ失礼します！この作品めちゃくちゃ面白いです！更新頑張って下さい🙌応援してます📢 ̖́- (2023年4月12日 19時) (レス) @page7 id: 078a32e2da (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 花音さん» 初めまして！そう言っていただけて嬉しい(*^-^*)♡ありがとうございます！ (2023年3月21日 17時) (レス) id: ee2abfb454 (このIDを非表示/違反報告)
花音(プロフ) - 初めまして♪凄く面白かったです( ≧∀≦)ノ続きがとても気になります( ;｀Д´)これからも応援してます(^○^) (2023年3月20日 11時) (レス) @page7 id: c9954f1e86 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆ
| 作成日時：2023年3月18日 23時
