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______ガシャンッ


松田の手にあったノートとペンが床に落とされた。

「描きたくねえな。アンタらの個人的な恨みに付き合ってらんねえんだよ」

「てめえ!」


松田に銃口を向ける男。彼もエレニカの仲間だ。名を、ドミトリーと言う。彼もプラーミャを倒そうとしている人物だった。


「だから俺は反対したんだ!こんな奴の協力なんていらねえって!」

「松田刑事。あなたに選択肢はない。千葉刑事がどうなってもいいと?」

「アンタらじゃ荷が重いって言ってんだよ。ちゃんと捕まえて罰を受けてもらうからよ・・・警察に任せろって言ってんだ!」

「・・・・・あなたがそう言うなら、最後の手段を使うしかない」

「最後の手段?」




エレニカの言葉に、松田は怪訝そうに首を傾げた。途端_____二階の奥の扉が勢いよく開かれた。影になっていてよく見えない。

しかし、聞こえてきた声にエレニカ達も驚愕した。



「エレニカ!なんだあの娘は・・・・!?爆弾の解体ができるってだけじゃなかったのか!?」

「・・・・!?どうかしたのか?」

「どうしたもこうもない!あの娘の見張り全員が倒されたぞ!」

「何ッ・・・・!?」



ちなみに、以上の会話はロシア語でおこなわれており、松田は理解できていなかった。____が、松田達の死角で隠れていたコナンはそのロシア語の意味をわかっていた。


「(爆弾の解体・・・・?萩原刑事ならまだしも、今あの人「娘」っつったか?プラーミャの爆弾を解除できる女子なんて、一人くらいしか・・・・)」



コナンは密かに一人の少女を思い浮かべる。長い黒髪と瞳の、絵に描いたかのような美少女。だが、コナンの知っている彼女はか弱いイメージだ。ほんわかとした空気を纏っているが、爆弾の解体の時の集中力は素晴らしい。

・・・・・まあ、命がかかっているということもあるのだろうが。

逆に、命がかかっているのに呑気に爆弾を解除しようとする人なんていないだろう。そんな人がいれば、逆に凄い。いや、凄い通りこして引く。




が、しかし。開け放たれていた扉の奥から聞こえてきたのは、聞き覚えのある声。



『急に連れ去ったそっちが悪いんじゃないですか・・・・』

「は?」

「(・・・!?なんでここにいんだよ!?)」




鈍い蛍光灯の光に照らされて現れた優樹菜に、コナンはおそらく今日一驚いたことだろう。







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ゆゆ(プロフ) - yumさん» 初コメありがとうございます〜!最近忙しくって更新できていませんでしたが、今日は頑張って更新させて頂きます! (2023年4月17日 20時) (レス) id: ee2abfb454 (このIDを非表示/違反報告)
yum - 初コメ失礼します!この作品めちゃくちゃ面白いです!更新頑張って下さい🙌応援してます📢 ̖́-‬ (2023年4月12日 19時) (レス) @page7 id: 078a32e2da (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 花音さん» 初めまして!そう言っていただけて嬉しい(*^-^*)♡ありがとうございます! (2023年3月21日 17時) (レス) id: ee2abfb454 (このIDを非表示/違反報告)
花音(プロフ) - 初めまして♪凄く面白かったです( ≧∀≦)ノ続きがとても気になります( ;`Д´)これからも応援してます(^○^) (2023年3月20日 11時) (レス) @page7 id: c9954f1e86 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆゆ | 作成日時:2023年3月18日 23時

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