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『ですけど、タイミングからみて・・・一連の犯人となんら関係のある人だと思います』
「・・・・確かに有り得ます。とにかく、千葉君を助けないと」
「まあ、それなら俺が素直に出ればいいだけだ。とにかく、次の電話を待とうぜ」
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『はあああああ・・・・・っ』
公園のベンチに腰掛けていた優樹菜は思わずため息をついた。それも、盛大の。
あの後、もう自分に出来ることはないと思った優樹菜は帰ることにした。なんか公安とセットで動くみたいだし、邪魔をするわけにもいかなかったからだ。
休んで座っていれば、そんな彼女に一つの影がささる。
「あれ、優樹菜ちゃん」
え、と顔を上げれば、そこには同じクラスの女子がいた。結構話す女の子で、高めに結ばれたポニーテールが揺れている。
「何してるの?こんなところで」
『あはは・・・ちょっと、いろいろあって疲れちゃって』
「そっか。優樹菜ちゃん、巻き込まれ体質だもんね。この前も校門前で高校生にナンパされてたでしょ。・・・まあ、心配はいらなかったようだけど」
クスクスと笑うその少女に、苦笑いを零すしかなかった。
「だって、優樹菜ちゃんって怒ると怖いもん」と紡がれた言葉には聞こえないフリをして。
______トリックオアトリート!
「ん?」
『あれ・・・・何?』
他愛のない会話をしていれば、ふと現れたジャック・オー・ランタンの仮想をした人達の集団が公園にやって来た。まるでこの公園を囲うようにしてやって来る集団。
その集団は突然止まると、空中にお菓子をばらまき始めた。それに気づいた子供達がわらわらと集まりだす。
無論、その人の波に呑まれた優樹菜と友人も離れ離れに。しかし、そんな優樹菜の腕を誰かが引っ張った。ほどこうとしても、力が強くて振りほどけない。
『ちょ、何________』
その戸惑いの声は、扉が閉まる音と共にかき消された。
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ゆゆ(プロフ) - yumさん» 初コメありがとうございます〜!最近忙しくって更新できていませんでしたが、今日は頑張って更新させて頂きます! (2023年4月17日 20時) (レス) id: ee2abfb454 (このIDを非表示/違反報告)
yum - 初コメ失礼します!この作品めちゃくちゃ面白いです!更新頑張って下さい🙌応援してます📢 ̖́- (2023年4月12日 19時) (レス) @page7 id: 078a32e2da (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 花音さん» 初めまして!そう言っていただけて嬉しい(*^-^*)♡ありがとうございます! (2023年3月21日 17時) (レス) id: ee2abfb454 (このIDを非表示/違反報告)
花音(プロフ) - 初めまして♪凄く面白かったです( ≧∀≦)ノ続きがとても気になります( ;`Д´)これからも応援してます(^○^) (2023年3月20日 11時) (レス) @page7 id: c9954f1e86 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆゆ | 作成日時:2023年3月18日 23時