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クリスティーヌ達が聴取を受けている最中。優樹菜のスマホに着信が入った。
断りを入れて会議室の外に出、優樹菜はスマホを耳にあてる。奥から聞こえてくるのは、母親の声だった。内容は、先程起こった爆発事件のことだった。気をつけて、と、なるべく早く帰って来るようにとのこと。
『了解。ん、大丈夫。そんなに遅くはならないから』
そう告げ、優樹菜は電話を切った。
その時。
「あれ、どうしたの優樹菜ちゃん」
声をかけられ、そちらを向けば萩原、そして松田と伊達がそこにいた。どうやら、三人は暫し別件で動いていたらしい。それが終わって帰ってきたところだろうか。
優樹菜は苦笑しつつも、先程起こった爆破事件のことを伝えた。すると三人は「ああ・・・」と納得がいったようだった。
「嬢ちゃん、ホントよく爆弾に呼び寄せられるな」
「もはや、一種の才能だな」
『・・・・数か月前まではそんなことなかったんですけどね・・・あはは』
中に警部達がいらっしゃいますよ、と言えば三人はそのままドアを開けようとする。先頭にいた松田がドアノブに手をかけ、開いた途端。
＿＿＿＿＿＿部屋の中から無機質な声が聞こえて来た。
《もう一度言う。千葉刑事の身柄は預かっている》
「・・・・・・は？」
『えっ』
《無事に返してほしければ、松田陣平刑事を連れてこい》
「目的はなんだ？千葉君は無事なんだろうな！？」
《・・・・また連絡する》
咄嗟に目暮は問い詰めるも、向こうはブツリを電話を切った。その場の空気が重くなる。
チラッと優樹菜は松田を見る。当の本人は頭が追い付いていないのか、「は？」と連発していた。・・・・まあ、もっともな反応だとは思うが。
向こうの目的はなんなのか。どうして松田を呼んでいる。
コナンは深く考え込んだ。どうしてわざわざ・・・・と。
「今の、先程の爆破事件の犯人からですか？」
伊達が問うと、中にいた刑事警部は首を横に振った。どうやら、まだわかっていないらしい。
『・・・いや、おそらく、また別の人物でしょう』
ふと呟かれたその声に反応し、佐藤はパッと顔を上げた。
「どうしてそう思うの？」
『私が思うに、犯人は人質を取るようなタイプではないと思うんです。彼女は過去に松田刑事達を相手に一人で戦った。わざわざ松田刑事を呼び出すような真似をする必要性はないと思うんです』
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ゆゆ(プロフ) - yumさん» 初コメありがとうございます〜！最近忙しくって更新できていませんでしたが、今日は頑張って更新させて頂きます！ (2023年4月17日 20時) (
レス) id: ee2abfb454 (このIDを非表示/違反報告)
yum - 初コメ失礼します！この作品めちゃくちゃ面白いです！更新頑張って下さい🙌応援してます📢 ̖́- (2023年4月12日 19時) (レス) @page7 id: 078a32e2da (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 花音さん» 初めまして！そう言っていただけて嬉しい(*^-^*)♡ありがとうございます！ (2023年3月21日 17時) (レス) id: ee2abfb454 (このIDを非表示/違反報告)
花音(プロフ) - 初めまして♪凄く面白かったです( ≧∀≦)ノ続きがとても気になります( ;｀Д´)これからも応援してます(^○^) (2023年3月20日 11時) (レス) @page7 id: c9954f1e86 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆ
| 作成日時：2023年3月18日 23時
