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簡単に言うならば、コナンは優樹菜が「コナン=工藤新一」ということを知っていることを理解していた。

勿論だが優樹菜が言い当てたわけではない。本当にたまたまなのだ。下校中、偶然通りかかったら、新一の声で彼の幼馴染に電話をかけていたところを目撃。そこから正体がバレたのである。いくら優樹菜がこの世界に詳しくなくても、それくらいは流石に知っていたが。


優樹菜も優樹菜で「あー、うん。そうなんだ・・・?」と煮え切らないよくわからない返答をしていたが、それは混乱からだろうとコナンは勝手に考えた。実際は返答に迷っていただけである。変な返答をすれば怪しまれると思ったから。



「で、爆弾は!?」

『慌てなくても、もう大丈夫だよ。警察に連絡しても時間が足りないって思ったから、先に解除しちゃった』

「それを真顔で言えるオメーの気が知れねえよ・・・。どこで学んだんだ?」

『なんか「お前は爆弾に遭遇しすぎなんだから、ある程度の知識は叩きこんどけ!」って、松田刑事から』

「マジか・・・」


松田刑事とは、警視庁刑事捜査一課強行犯三係の刑事である。とある事件でこちらに転属となったらしいが、詳しいことは知らない。なんせ、にわかだからだ。

ただ、こんな人いたっけ、というのが優樹菜の感想である。


彼は手先が器用で何でも解体しているそう。で、よく爆弾と遭遇する優樹菜ともなんでかよく会う。まあ、向こうは仕事で来ているだけだが。



「あのさあ、優樹菜は中学生なんだろ?よくもまあ、怖がらねえもんだな」

『一つ言っておくよ。私、君と出会うまでは普通に生きてて普通に一般人だったんだけど。君と出会ってから爆発物とよくこんにちはするんだけど』

「え?」



何言ってんだコイツ、みたいな目をされたが仕方がない。せめてものお返しである。


紙袋をコナンに渡し、爆弾があった場所を伝えるだけ伝えて優樹菜は去ろうとする。「もうじき警察来るけど」と言うコナンに、優樹菜は一言。




『また私が見つけたことがバレると、今度こそ松田刑事にどやされる』

「どんだけ爆弾と遭遇してんだよ、このたった数か月程度で」





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ゆゆ(プロフ) - yumさん» 初コメありがとうございます〜!最近忙しくって更新できていませんでしたが、今日は頑張って更新させて頂きます! (2023年4月17日 20時) (レス) id: ee2abfb454 (このIDを非表示/違反報告)
yum - 初コメ失礼します!この作品めちゃくちゃ面白いです!更新頑張って下さい🙌応援してます📢 ̖́-‬ (2023年4月12日 19時) (レス) @page7 id: 078a32e2da (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 花音さん» 初めまして!そう言っていただけて嬉しい(*^-^*)♡ありがとうございます! (2023年3月21日 17時) (レス) id: ee2abfb454 (このIDを非表示/違反報告)
花音(プロフ) - 初めまして♪凄く面白かったです( ≧∀≦)ノ続きがとても気になります( ;`Д´)これからも応援してます(^○^) (2023年3月20日 11時) (レス) @page7 id: c9954f1e86 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆゆ | 作成日時:2023年3月18日 23時

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