番外編４ ページ30
【番外編 第四話「雄英生と時透無一郎」】
「ねぇ、一昨日女子会したって本当？なんで僕も誘ってくれなかったの？」
『いや、時透くんは男の子だよね・・・・？』
優樹菜と時透が合同任務に向かっている途中の話だ。
前方から見知った顔が見え、優樹菜はハッとして焦っている
「どうしたの？」
『お、同じクラスの子・・・・・！』
「ああ、あの人たち？」
時透が気づくのと同時で相手も気づいてこちらに向かってくる。
現在は私服ではなく隊服。一番まずい状況だ。
そして現れた雄英生とは
「おーい、優樹菜ちゃーん！！」
「お茶子ちゃん、急に走ったら危ないわよ」
雄英生、麗日お茶子と蛙吹梅雨である。
優樹菜とも仲のいい二人は駆け寄ってくると、隣にいた時透を見て「わぁ！」と声を上げた
「優樹菜ちゃん、もしかして妹さん！？可愛いね！」
『・・・・・あ、あはは』
「僕、男・・・・・優樹菜の知り合いだけど」
「「え」」
衝撃の事実に二人は目を見開いた。
この長い黒髪に可愛らしい顔は女子にしか見えない。
性別を間違ってしまうなんて・・・・！！と二人は慌てて謝るが、時透は「慣れてるから大丈夫」と一言。
「ところで、どうして優樹菜ちゃんはコスチュームを着ているの？」
『え！？あ、えーとね・・・・！？』
「優樹菜、普段着をそのままコスチュームとしてたからね。なんか楽みたいだよこの格好」
「あ、そーやったんや。それなら今同じの着ている意味も分かるよー！」
時透、ナイスフォロー
「ところで君はなんていう名前なの？」
「時透無一郎」
「トキトウくん！！覚えた！」
明るい笑みでそう言う麗日に、時透も少し笑った。
それが何よりも可愛く、隣で立っていた優樹菜が思わず連射したのは言うまでもない。
「仲良しなんだねー」
「うん」
「お茶子ちゃん、私達も早く行かないと限定のケーキが売り切れるわ」
「ハッ！そうやった！！」
二人はそんな会話をして優樹菜達に向き直った。
「じゃ、私達もう行くね！」
「また学校で会いましょう」
『うん。じゃあね』
そうして去って行った二人。
優樹菜はカタカタと震えながらその後、時透にお礼を言ってふろふき大根を作ってあげるのだった
『フォローありがとうっ・・・・・！！』
「ふろふき大根」
『まかせて！！』
完。
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ゆゆ(プロフ) - 夜空さん» 番外編も読んでくださってありがとうございます！この組み合わせ、なんだかんだいいですよね笑 (2022年9月6日 16時) (
レス) @page27 id: 79c4dd70dd (このIDを非表示/違反報告)
夜空 - 無口と天然いいなぁ｢あ、でも華城は大嫌いと言っていました｣最高すぎるwww (2022年9月6日 13時) (レス) @page27 id: 89b4ed43fb (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 掛け持ち魔ﾁｮｺﾐﾙｸ ﾁｮｺﾐﾝﾄ味 2号さん» えええ！！もう嬉しすぎてチョコみたいに溶けてまうねんて(#^^#)♡ありがとうございます！ (2021年11月14日 22時) (レス) id: 43298fbcb4 (このIDを非表示/違反報告)
掛け持ち魔ﾁｮｺﾐﾙｸ ﾁｮｺﾐﾝﾄ味 2号(プロフ) - 神としか言えない。それ以外の言葉が出ない。どうしよう。ゆゆさんの名前が神々しく輝いている。 (2021年11月14日 22時) (レス) id: 95a5030b9b (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 小桜さん» えー！嬉しい(*^^*)ありがとうございます！ (2021年10月24日 22時) (レス) id: 35eb047a16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆ
| 作成日時：2021年10月17日 11時
