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緑谷が爆豪の装備を使用してオールマイトに爆破をした。
『遅い』
「ごっごめん！！」
優樹菜は一度刀をしまい、氷を作りながら緑谷の場所まで下がった。
「よそ見してんじゃねぇ！！！」
「成る程、そういう感じか！！だがしかし、まだまだ甘いなヒーロー！！」
死角から現れた爆豪の攻撃も避け、そのまま爆豪を投げ飛ばす。
そして優樹菜が出した氷も割られ、二人も飛ばされた。
「ぐあっ！？」
『(容赦なしってか)』
優樹菜は受け身を取ってはいたものの、流石にダメージが大きい。
舞い上がる砂埃で若干むせながら、優樹菜はもう一度刀を手にした
『雫の呼吸 参ノ型 風林水華！！』
渦を描く技が周りの砂埃を打ち消し、視界が広がる。
するとそこからすぐさまにオールマイトがかかってきて、優樹菜はすんでで避けた。
その隙に背後から緑谷と爆豪が攻撃をしようとするが、流石はオールマイト。
すぐさま二人に拳を入れた。
『チッ・・・・このままじゃ埒が明かないったらない』
優樹菜は五感が鋭くない。
だからこそ気配に気を配られなければならないのだが・・・・
迫る攻撃に思い切り刀が振れない今、かなり厄介だ。
『(・・・・・・・仕方がない。一瞬だけなら)』
優樹菜は目を閉じ、呼吸を整える。
全集中の呼吸で体温が上がるのを感じながら、優樹菜は刀を強く握る。
「おっと、そんな呑気にしてていいのかい！？」
そしてそんな優樹菜に、オールマイトが腕を振り上げる。
緑谷と爆豪が止めようとするも、それはもう間に合わない。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿しかし。
『＿＿＿＿＿雫の呼吸 伍ノ型 雨天恋歌！！』
「っ！？」
ねじれのある攻撃が地面を割り、足場が悪くなる。
オールマイトが思わず動きを止めて前を見れば、そこにはもう優樹菜はいなかった。
バッと振り返れば、そこには緑谷と爆豪の前に降り立った一人の銀髪の少女。
普段の蒼い目は片方だけ新緑に染まっている。
「・・・・・・華城、さん・・・・・？」」
「んだよそれ・・・・・」
『さて』
優樹菜は何事もないかのように二人を見て笑顔で言った
『逃げよっか』
「え」
「は？」
優樹菜はその場に氷壁をつくると、二人の手を引いてゴールに向かって走り出した。
『もっと早く走ってくれる？』
「無理があると思うけど！？」
☆
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ゆゆ(プロフ) - 夜空さん» 番外編も読んでくださってありがとうございます！この組み合わせ、なんだかんだいいですよね笑 (2022年9月6日 16時) (
レス) @page27 id: 79c4dd70dd (このIDを非表示/違反報告)
夜空 - 無口と天然いいなぁ｢あ、でも華城は大嫌いと言っていました｣最高すぎるwww (2022年9月6日 13時) (レス) @page27 id: 89b4ed43fb (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 掛け持ち魔ﾁｮｺﾐﾙｸ ﾁｮｺﾐﾝﾄ味 2号さん» えええ！！もう嬉しすぎてチョコみたいに溶けてまうねんて(#^^#)♡ありがとうございます！ (2021年11月14日 22時) (レス) id: 43298fbcb4 (このIDを非表示/違反報告)
掛け持ち魔ﾁｮｺﾐﾙｸ ﾁｮｺﾐﾝﾄ味 2号(プロフ) - 神としか言えない。それ以外の言葉が出ない。どうしよう。ゆゆさんの名前が神々しく輝いている。 (2021年11月14日 22時) (レス) id: 95a5030b9b (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 小桜さん» えー！嬉しい(*^^*)ありがとうございます！ (2021年10月24日 22時) (レス) id: 35eb047a16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆ
| 作成日時：2021年10月17日 11時
