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あれから猛ダッシュで学校で行った優樹菜。
教室に着けば、麗日がなにやら覚醒していてぎょっとしていた。
『な、なんかすごいねお茶子ちゃん・・・・』
「ふふふ・・・・優樹菜ちゃん、私、進化したよ」
「お茶子ちゃん、きっと頑張ったのね」
「優樹菜ちゃんは職場体験で、どんなことをしたの？」
ここでの流れなら普通の会話であろう。
だが、その会話が聞こえていた緑谷達路地裏組はバッと優樹菜のほうを見た。
それに気づいた優樹菜は若干引きながらあたかも何事もなかったかのように苦笑した。
『私？私はパトロールとかそんなことしかしてないよ。平和っていいなって思った瞬間』
「そっかー」
(((いやどこが)))
優樹菜の血みどろな姿を思い出し、三人はそう言いたくなるのをぐっとこらえた。
よく見れば、優樹菜の怪我はもうほとんど完治している。
どうやら残りの職場体験の時間の間に治したみたいだ。
柱の回復力はすさまじいものである。
『(・・・・正直いうと、胡蝶さんと甘露寺さんにつきっきりで柔軟させられたのは辛かった)』
皆の知らないところでカタカタと震える優樹菜であった。
「・・・怪我はもう大丈夫なのか？」
席に着こうと轟の席を通りかかった時、声を潜めて訊いてきた轟。
優樹菜はキョトンとすると、すぐに大丈夫だと手をひらひらと振っていた。
『・・・・あー、でも、屋敷抜け出したってバレたときは死ぬかと思った』
「それは自業自得だろ」
『冷たいなぁ轟くん。誰がその命救ってあげたと思ってんの』
「悪ぃ」
『それは悪いと思っていない顔だな』
そんな会話をしていれば、教室の入り口側から爆発音が聞こえ、振り向けば＿＿＿＿＿
『・・・・』
「クソがぁ！！！」
「「ぎゃははははははは！！！」」
彼の職場体験先のベストジーニストにやられたのだろう。
その・・・髪が綺麗にセットされていた。
轟は何の反応も示していないが、優樹菜は笑いを必死にこらえていた。
『え、待って。胡蝶さんに見せたい』
「おいこら刀女ァ！笑うな！」
『無理だねそれは。君はこの職場体験時間に何をしてたの』
その言葉に爆豪がまたキレて爆破し、その衝撃で髪が元に戻った時は思わず吹いてしまった優樹菜であった。
『死ぬ』
「うるっせぇ！」
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ゆゆ(プロフ) - 夜空さん» 番外編も読んでくださってありがとうございます！この組み合わせ、なんだかんだいいですよね笑 (2022年9月6日 16時) (
レス) @page27 id: 79c4dd70dd (このIDを非表示/違反報告)
夜空 - 無口と天然いいなぁ｢あ、でも華城は大嫌いと言っていました｣最高すぎるwww (2022年9月6日 13時) (レス) @page27 id: 89b4ed43fb (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 掛け持ち魔ﾁｮｺﾐﾙｸ ﾁｮｺﾐﾝﾄ味 2号さん» えええ！！もう嬉しすぎてチョコみたいに溶けてまうねんて(#^^#)♡ありがとうございます！ (2021年11月14日 22時) (レス) id: 43298fbcb4 (このIDを非表示/違反報告)
掛け持ち魔ﾁｮｺﾐﾙｸ ﾁｮｺﾐﾝﾄ味 2号(プロフ) - 神としか言えない。それ以外の言葉が出ない。どうしよう。ゆゆさんの名前が神々しく輝いている。 (2021年11月14日 22時) (レス) id: 95a5030b9b (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 小桜さん» えー！嬉しい(*^^*)ありがとうございます！ (2021年10月24日 22時) (レス) id: 35eb047a16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆ
| 作成日時：2021年10月17日 11時
