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『本当に、申し訳ありません。同じ学園の者として、代わりに謝罪をさせて頂きます』
「い、いえそんな・・・！あなたは悪くありませんし・・・」
「っていうか、俺としたら爆豪があの煽りに耐えたんすげぇと思った」
「あ！？俺を誰だと思ってんだ！」
「待って、それさっきの女の子が言ってたセリフと同じなんだけど」
まったく気にしてなさそうなその様子に、優樹菜はポカンと呆気にとられた。
彼女の知るヒーローとは、常に態度が大きく、このような場合がもし起こればあることないことを言われて学園を去る羽目になる。
『(この人たちは・・・・何かが違う・・・・？)』
「っていうかさ、どうせ交流会？みたいな感じだし、堅苦しいのは無しでよくね？」
『え？』
「そうそう！同い年なんだし！」
「うちらももっと仲良くしたいしね」
そう押されてしまい、優樹菜は思わず頷いた。
『そ、それがあなた達にとって都合がいいのなら・・・・』
「じゃ、優樹菜ちゃんも下の名前で呼んで〜！」
『え！？』
「え？」
優樹菜は思わずたじろいだ。
人を・・・・ましてや、初対面の人の名を呼ぶ機会が優樹菜には滅多にないからだ。
少し頬を赤らめながら、どうするものかと視線を泳がせる
すると、その困ったように気づいたのか、近くまで来ていた芦戸三奈は笑いながら言った。
「あ、無理しなくてもいいからね！優樹菜にとって楽なのでいいから！」
『そう・・・ですか？』
「ん！あ、っていうかさ、優樹菜の個性って何！？」
『えーっとですね・・・・・』
優樹菜は少し考えると、皆の前で手を握って見せた
すると、そこから一本の青い薔薇が出てきたのだ
『私の個性は「感情」というんです』
「感情？てっきり花を咲かせる個性化と・・・・」
ノートを広げ、メモを取っていく緑谷に若干引きながらも、優樹菜はその青い薔薇を芦戸に渡した。
『私の咲かせる薔薇は、相手に対してどのように思っているかによって薔薇の色が変わるんです』
「青い薔薇とか初めて見た！青はどういう感情なの？」
『青は・・・・えっと・・・』
言葉を濁らす優樹菜に、首を傾げる一同。
だが、優樹菜は言うまで終わらないと察したのか仕方がなく言うことにした
『青は「警戒心」や「敵対」という意味があるんです』
☆
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ゆゆ(プロフ) - 白狐さん» 嬉しい(*^^*)いつもコメントありがとうございます！！次の短編も読んでくださると嬉しいです！ (2021年10月27日 23時) (
レス) id: 35eb047a16 (このIDを非表示/違反報告)
白狐 - 感動しました！夢主ちゃんがヒーロー嫌いなのを克服できたところがよかったです！ (2021年10月27日 20時) (レス) id: c05aa2aa81 (このIDを非表示/違反報告)
Sari0125(プロフ) - そうなんですか！頑張ってください！ (2021年10月25日 20時) (レス) id: a44dee02c2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - Sari0125さん» 次は700人いったら作ろうかなと！コメントありがとうございます！ (2021年10月25日 20時) (レス) id: 79c4dd70dd (このIDを非表示/違反報告)
Sari0125(プロフ) - 完結して嬉しいというか悲しいというか…、とっても面白かったです！ (2021年10月25日 16時) (レス) @page18 id: a44dee02c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆ
| 作成日時：2021年10月15日 13時
