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「えー、突然ですが来月に他校の学園祭に参加します」
「「「なんかよく分からないのキター！！」」」
場所は変わり、雄英高校
その中の１−Aでは、担任からその話を聞いて大変盛り上がっていた。
「先生！どこの学校に行くのですか！」
「知ってる奴も少なくはないと思うが・・・今年からできた新しい学校だ。来月に行われる学園祭に、是非来てくれないかという知らせが来てな」
「あ！私そこ知ってる！確か、すんごいお金持ちの子ばかりの学校だよね！前にそこの制服見たけど、可愛かったなぁ」
「そんなとこの学園祭とかぜってぇすげぇよな！」
和気藹々となる中、担任である相澤は咳ばらいを一つ。
それで生徒たちは一気に静かになった
「それで、だ。向こう側から事前に一度学校に来ないかという誘いが来た。ってことで今日の午後の授業はそれに割り当てる。失礼のないようにな」
☆
『憂鬱だわ・・・・・・』
「どうかしたのですか？華宮さん」
『今日の午後、雄英生が来るという話はもう知っていますよね？実は、その案内役を任されてしまいまして』
「まぁ」
優樹菜のクラスメイトはわっと声を上げた
雄英体育祭で活躍を見せた雄英生。
まだこの学園には一年生しか居ないということで、雄英から来るのも一年生の一クラスのみ。
「雄英かぁ・・・」
「確か、素敵な殿方もいらしゃるという噂を聞きましたわ」
『・・・・・はぁ』
全員が活気満ちる中、優樹菜はため息をついた。
ヒーローが嫌いな彼女にとってこのイベントは最悪にすぎない
『(ったく、お父様も勝手に決めるなんて酷いです。帰ったら少し文句を言いましょう)』
「でもさ、見た目で言ったらうちの華宮さんがダントツでしょ」
一人の男子生徒が言えば、全員が頷く。
桃色の長い髪、桃色と黄色のオッドアイの目。
清らかな雰囲気を纏う彼女は全員の憧れでもあったのだ。
『いえ・・・ですが、私にこの役割が務まるかどうか・・・』
「ヒーローが嫌いって言ってましたよね？なんだか意外です・・・」
『少し昔にいろいろとありまして』
優樹菜は午後からの地獄を胸に、痛んできた頭を抑えたのだった。
『(ああ・・・・ヒーローなんていなければいいのに)』
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ゆゆ(プロフ) - 白狐さん» 嬉しい(*^^*)いつもコメントありがとうございます！！次の短編も読んでくださると嬉しいです！ (2021年10月27日 23時) (
レス) id: 35eb047a16 (このIDを非表示/違反報告)
白狐 - 感動しました！夢主ちゃんがヒーロー嫌いなのを克服できたところがよかったです！ (2021年10月27日 20時) (レス) id: c05aa2aa81 (このIDを非表示/違反報告)
Sari0125(プロフ) - そうなんですか！頑張ってください！ (2021年10月25日 20時) (レス) id: a44dee02c2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - Sari0125さん» 次は700人いったら作ろうかなと！コメントありがとうございます！ (2021年10月25日 20時) (レス) id: 79c4dd70dd (このIDを非表示/違反報告)
Sari0125(プロフ) - 完結して嬉しいというか悲しいというか…、とっても面白かったです！ (2021年10月25日 16時) (レス) @page18 id: a44dee02c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆ
| 作成日時：2021年10月15日 13時
